g-265話 幹部到着

2024年5月10日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

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死神達が着いた時・・・

死神「いねぇな。あいつら」

飛燕「予想通りやろ。
あいつら遅れてくるやろ。
う~。寒。先にやっとこうぜ」

不知火「もうちょっとぐらい
待っといてやろうぜ。最後やし」

飛燕「しゃあないなぁ」

死神達はここまであったことを
振り返り話しながら待っていた。

少しして・・・バイクが入ってきた。

孔雀「おっ。来たか。思ったよりも
早かったんとちゃうか?」

おかしい。バイクが1台しかない。
バイクから2人が降りてきていた。

テツ「いました。ボス」

ボス「寒かったですけど気持ち
よかったです。ありがとう。テツ」

飛燕「おいおい。何しにきた?
さすがに邪魔する気なら怒るぞ」

これから宴会が始まる場所を
荒らしにきたと思った飛燕はすぐ
に切れた。

死神「待て。代わりに俺が話す」

察した死神が代わりに前へ出た。

ボス「まずはお詫びと謝罪しりたくて。
さきほどはすみませんでした」

ボスはインカに頭をしっかりと下げた。
何も言い訳はしなかった。

死神「わかった。と言いたいが
それだけでわざわざ来たんか?」

ボス「それと・・・お話ししたくて。
あっ。おもてなしも含めてですよ。
ロバートさんが認めた人達と話す
機会ができたのであれば」

死神「2人だけでか?」

ボス「そうです。誰にもここって
教えてはいません」

確かに・・・誰もいなかった。

あれだけの人数を動かせるのに
2人だけで来てやられる覚悟も
想定して来ていたのはすぐわかった

死神「そうか・・・ひとまず信じよう。
それで・・・ロバートとお前の関係は
なんや?どういう繋がりなんや?」

ボス「ふふっ。一言では言えません。
インカの皆さまも一言で言える
関係性ではないでしょう。繋がりと
言えば・・・そうですね。私の人生に
チャンスを与えてくれた人です」

死神「お前の人生にチャンス?」

ボス「話せば長くなりますが・・・
興味ありますか?」

死神「無い。ダイジェストで話せ。
だいたいロバートの話で俺らよりも
話せる奴らなんかおらへんねん」

ボス「私が最初にロバートさんに
ボコボコにしばかれたのは5年前
です。中2のガキに19歳の
私がしばかれたんです」

死神「5年前つったら・・・
俺よりも前か・・・」

ボス「知り合ったのは私が先でした。
少年院を出てカツアゲやひったくりを
して生活していた私がロバートさんの
彼女さんの荷物をひったくったのが
きっかけです。走ってこられ原付を
蹴られて倒された所に上に乗られて
ボコボコにされたんです。

警察が来てまたパクられると思ったら
私を連れて一緒に逃げてくれました。

変な奴と思ってましたよ。最初は。
路地に入り少しお話をしたんです。

でもあなた達と知り合ってからお会い
するのは急激に減りました。」

死神「・・・続きを話せ」

ボスの話をインカは聞き出した。
ボスは詳細に話しをし始めた。

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