g-264話 悪い奴じゃない

2024年4月20日土曜日

④最終章-無秩序な暴力-

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マサは車に戻りインカを見ていた。

鹿角「あいつ・・・誰か知ってるか?
俺は全然知らんけどインカの名前を
語るとか・・・言ってたな・・・」

帝「知らない」

皇帝「俺も知らない」

魔人「死神達の知り合いか?」

皇帝「おそらく違うでしょう。
それだったら死神さんの名前を
出してきてるでしょうしあいつは
こっちを知らない感じや」

魔人「じゃあ・・・なんや?」

鹿角「わからんってことやな。
なんでもするって言ってたのが
わからんが釣りと思ってる」

帝「それでいいと思います。
違ったら制裁とか言ってたし」

鹿角「なんかしてきたら
やり返すってとこでいいか?」

全員が頷いた。

鹿角「よし。じゃあ行こうか。
今何時や。うわ。もう2時前
やんけ。急いで行こか」

インカが急いで動き出す。

マサ「おっ?動いたか」

それを見てマサも動き出した。
インカを勝手に追っていた。

インカも追ってきているのを
知っていたが無視していた。

時間が過ぎていたこともあり
悪害は見られなかったから。

しばらくして・・・

鹿角「着いたぁ」

六甲山の頂上前でバイクを置いた。
マサも車でやってきて止まった。

インカはマサの車へ向かった。
マサが車から降りてくる。

鹿角「・・・で?わざわざ着いてきて
どうしたいわけですかね?」

マサ「悪い。邪魔する気はないねん。
どうしてもインカやと思って・・・」

鹿角「インカになんかあんのか?」

マサ「あぁ。ある」

鹿角「何がある?」

マサ「うちのボスが会いたがってる」

鹿角「うちのボス?誰やねんそれ」

マサ「やっぱりインカか?」

鹿角「おい。帝。皇帝。どう思う?」

帝「俺は知らん。」

皇帝「俺も知らん。ボスって誰やろ」

マサ「やはり・・・インカか?」

鹿角「そうやと。言ったら・・・?
なんでもしてくれるんやったっけ?」

マサはすぐに態度を改めて膝まづいた。

マサ「大変失礼しました。インカと
分かれば改めさせていただきます。
欲しい物や食べたい物でもなんでも
おっしゃってください。ご用意します。
酒でも女ももちろんです」

鹿角「わかった。じゃあ帰ってくれ。
それだけや。叶えてほしいのは」

マサ「そうおっしゃらずに。キャバクラ
でも行きますか?お持ち帰りも
できますよ」

鹿角「いらん。お前が帰れ」

帝「あほくさ。先にいきまっせ」

悪い奴でもないが勝手に
着いてきていた。

そして頂上に着いた時に・・・
死神達を見つけたが他に知らない
奴らが2人立っていた。

-魔人部隊 最終幕- 完

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