g-256話 喧嘩自慢

2024年2月24日土曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
弥勒「おい。野田。ちょうどええわ。
ここにおる魔人以外の誰かと
タイマン張ってやるけど誰がいい?
お前が決めてええぞ」

鹿角「そうなるか?」

修羅「野田に選ばせてやろうや。
選ばれなかったのは後ろにおる
喧嘩自慢とやればええやろ」

鹿角「しょうがないな。わかった。
じゃあ野田選べ」

野田「選びませんよ。タイマンなんて
望んでいませんし」

?「野田さんとやるなんて百年早いわ
代わりに俺らがやったるわぁぁ」

後ろから四神や零や闇市の連中が
前に出てこようとしていた。

蓮「やめろぉぉ。来るなぁぁ」

大声で叫ぶと来るのをやめた。

蓮「来るな。お前ら・・・」

鹿角「へぇ。黙らせたか。
認められてるやんけ」

修羅「さすが総長。」

蓮「煽らないでください。
純粋にあんたらには勝てない。
俺はここで今公言しているんです」

須磨最強が・・・他の族の連中も
集まっている前で勝てないと言った。

?「野田さーん。下手ってますね。
やってみないとわからんでしょう。
そっち10人ぐらいでしょう。人数で
こっちが多いし負ける訳ないでしょう。
それでも須磨最強なんですか?」

鹿角「なんか言われてんぞ?」

野田「いいんです。何言われても」

?「須磨最強やめちまえ。こけに
されてびびってんのやったら引退しろ」

?「がっかりや。神戸連合ってのも
嘘ちゃうんか?びびりやんけ~」

俺に対するヤジが飛んでいた。

鹿角「・・・ええんか?ほんまに。
お前の立場崩れていくぞ?」

野田「いいんです。それぐらい」

閻魔「何がそうさせんねや?」

野田「2度も・・・須磨を潰される
訳にはいきませんから。2度も
潰されたら次はありませんから。
あいつらは知らないんです。自分らの
族が1度潰されたってことを・・・」

鹿角「・・・そういうことか」

修羅「2度も潰されたら・・・堂々と
威張ってられんわな。さすがに・・・」

野田「俺が誰かとタイマン張っても
負けるでしょう。その後ゴチャゴチャに
なってもたった10人に負けて
潰されてしまうでしょう。それは避けたい」

鹿角「・・・お前の仇をとりにくるなら
そういう風になるな。さすがに」

野田「明石や尼崎もそうでしょう。
どうせそうやって倒してきたんでしょう」

鹿角「どうやろ?垂水は違うけどな。
最後お前来てやってたし」

野田「垂水も関わってたんですか?
姿見なかったですけど」

鹿角「栗林だっけ?あいつをボスの
ところまで連れていってやったで」

野田「あー。最悪や。マジ最悪。
須磨絶対潰されてしまうやんか」

須磨を2度も潰させる訳にはいかない。
ロバートがいない分制御はできない。

そして・・・俺は・・・土下座をした。

野田「勘弁してください」

鹿角「おいおい」

修羅「そこまでするか?」

魔人「こうなったらお前らが悪者みたいや。
野田は無抵抗やろ。いじめんのやめたれや」

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