g-252話 ふらふら

2024年1月26日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
鹿角「おい。食いすぎやろ」

魔人「腹減ってんねん」

時間がまだ早いのでファミレスで
体を暖めていた。

鹿角「なんか須磨って乱立して
ないよな。4つの族っていっても
争っていない感じがするけど」

魔人「野田がうまいことまとめて
やってるんちゃうんか?あいつの
名前ばっか聞くぞ」

鹿角「野田が象徴。野田の1強
で暴れさせないって感じか?」

魔人「そんな感じっぽいな。象徴を
崩そうとする奴もおらなそうやし」

鹿角「ロバートと皇帝が近くに
いるからそうなったんかな?あいつ」

魔人「お前がいじめたりしてるから
調子乗ってたらあかんとかも思って
るんちゃうか?さすがに」

鹿角「いじめてへんわ」

魔人「野田の攻撃片手で捌いてて
よう言うわ。自信失くしてたぞ」

鹿角「余裕はないんやけどな。
あいつ結構見て盗むタイプやから
あんま見せたくないねんな。技は」

魔人「基礎ができてきてるからな。
理解と動作が合ってきたんやろ」

鹿角「潰しとくか。育たんように」

魔人「そこまでじゃあないやろ。
調子乗ってる訳でもないし制裁は
必要ないやろ」

鹿角「・・・まぁな。あー。潰してぇ。
もう潰し頃やないか?」

魔人「好きにしろ。俺らは
もう最後や。野田に興味はない。
最後パフェ食べてええか?」

鹿角「待て。パフェは俺も食う」

ゆったりだらだらと過ごしていた。
時間は過ぎて午後10時・・・

外が騒がしくなってきていた。
バイクで流す者が増えてきた。

鹿角「そろそろか。行くぞ」

魔人「あー。食った。ええぞ。
俺はサポートにまわったるから」

鹿角と魔人が動き出した。

特攻服を着ている連中は
見当たらないが集団になって
いる金髪ヤンキーは適当に
いるので声をかけていく。

鹿角「やっほー。」

?「・・誰?ちはっす」

誰かはわからないが挨拶してきた。
挨拶してくるというのは先輩後輩
関係があり族の可能性が高い。

鹿角「君らはどこの暴走族?
なんだっけ?羅針?四神?」

?「自分ら四神っす。先輩は?」

鹿角「あー。俺ら暴走族ちゃうねん
ごめんね。四神って野田やっけ?」

?「野田さんは羅針っす・・・つーか
先輩暴走族ちゃうんすか?俺ら
なめてます?もしかして」

鹿角「野田は違うんか。なめてない
なめてない。ただ野田に会いたくてね。
暴走族の頭としての野田と」

?「野田さん狙ってるんやったら
やめといた方がいい。有名やから
狙いたいんはわかるけどあんたらじゃ
ボコボコにされて終わりや」

鹿角「おー。そんな強いんや。
ボコボコにされてもええからさー。
ちょっと呼び出してくれへんかな?
暴走族の頭の野田とタイマン
張りたがってる雑魚がおるって」

?「ははははっ。野田さんの強さは
噂以上やからな。後悔すんぞ?
おい。誰か羅針に連絡してやれ」

鹿角をバカにしながら羅針の誰かに
電話をかけ出してくれた。

鹿角「すぐ辿りつけそうやなー」

魔人「早く終わらせろよ。死神達との
約束は1時や。あいつらもう近くに
おるんやからな」

鹿角「わかってるって」

羅針に電話をしてくれていた奴が
電話を切って報告をしてきた。

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