g-249話 目的地到着

2024年1月5日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
テツ「では・・・行きましょうか。
車残してもらいましたので車で
行きましょう。乗ってください」

ボス「・・・テツ。バイクはないですか?」

テツ「えっ?まぁありますけど・・・
寒いですよ?さすがに」

ボス「皆さんバイクでしたよね。
ちょっと一緒の感覚になりたくて」

テツ「風邪ひきますよ?」

ボス「ひいてもいいんです。カイロだけ
買っていきましょう」

テツ「わかりました。コンビニにバイク
おいてるので一旦車でコンビニまで
行きます。その間暖まってて下さい」

ボス「助かる。じゃあよろしく」

テツは車でボスをコンビニへ運ぶ。
そこへ後をつけて来る者がいた。

テツ「ボス・・・着いてきてます1台。
多分ダイさんとマリーさんです」

ボス「コンビニで話をします。
着いたら降ろして下さい」

コンビニに着いてボスを降ろした。
車をコインパーキングに停めにいった。

後ろからの車は道路に停めていた。
そこへボスが話に行った。

ボス「ダイ。マリー」

ダイ「はい・・・」

マリー「なんでわかった?」

ボス「2人だけ?他は帰した?」

ダイ「あぁ。帰した。ジョーカーが帰る
のを確認したら俺らも散会する」

ボス「今日だけは放っておいてくれて
いい。明日からは戻ってくれていいから」

マリー「そういう訳には行かへんねん。
放っておいてなんかあったら危ない」

ボス「テツがいるから大丈夫。
あいつならちゃんと守ってくれる」

ダイ「俺らよりテツがええんか?」

ボス「今日に限ってはね」

ダイ「・・・わかった。じゃあテツに任せる。
俺らは帰る。なんかあったら連絡しろよ。
それだけは約束してくれ」

ボス「わかった。約束する」

ダイとマリーは車を発車して去った。
テツがコンビニに戻ってバイクに乗り
後ろにボスが乗って六甲山へ向かった。

そして・・・インカは・・・

不知火「危なかったな。さっきの」

飛燕「別に。危なくなかったわ。
ボスの奴からは敵意感じなかったしな。
周りが勝手に心配して備えてただけ
やろう」

不知火「お前がボスを人質にとった時や
危ないっていったの。死神にも止められてた
やろ。大声で切り返す形やったのに」

飛燕「・・・あのボスがな。自分から
捕まりにきてた。多分最初の俺の言葉で
敵意無い事示すためにそうしたんやろ。
あいつ・・・厄介やぞ。かなりできる」

不知火「そりゃあそうやろ。見たらわかる。
威張ってなかったからお前らと同じタイプや」

飛燕「テツとボスとその仲間達もけっこう
喧嘩やりよる感じや。ええ筋肉ついてたわ」

不知火「そうか。俺らと張るか?」

飛燕「いや。そこまでではないかな。
ただ・・・勝つ為に汚いことはやってくる奴ら
やろうな。それは間違いない」

不知火「厄介やなー。そういう奴ら」

飛燕「そう。厄介やねん。俺らももう終わり
やしあんまり関わらない方がええ相手や」

時間は1時を過ぎ2時になっていた。
死神達は六甲山に着いた。

-死神部隊 最終幕- 完

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