g-242話 発見?

2023年11月17日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
テツ「どうするか・・・」

テツは一旦出てきた時に
声をかけることにした。

10分程して・・・

飛燕「おふっ。寒いやんけ。
戻ろうぜ。暖まりたいわ」

死神「うっさい。はよいけや。
入口で止まんな。バカ。うわっ」

陽炎「なに止まってんねん。
後ろつっかえてんねんぞ」

不知火「あははっ。あほどもめ」

ふざけながらコンビニから出てきた。
テツはゆっくりと声をかけた。

テツ「あの。すいません・・・」

陽炎「・・・はい?」

全員がテツを見る。

飛燕「あー。さっき入口おった人。
さっきはすみませんね。邪魔しちゃって」

テツ「いえ。そうではなくて」

飛燕「もしかして怒ってます?
待ち伏せしてたんちゃいます?」

テツ「怒ってません。待ち伏せは・・・
してたと言えばしてたことなるかも
しれませんが」

飛燕「あー。怖っ。すいませんねー。
ほれ。死神。お前ちゃんと謝れ」

死神「あん?マジか。すみませんでした。
邪魔する気はなかったので」

相手が一般人と思い普通に謝っていた。

テツ「いえ。滅相もない。謝らないで下さい。
そういうことではなくてですね」

ペースを握らせてくれなかった。

不知火「じゃあ何?なんで待ち伏せを?」

テツ「もしかして・・・と思いまして。
あなた方は・・・インカの皆さんですよね?」

飛燕「違います」

死神「なんですか?インカって」

不知火「俺ら急ぎますんでー」

インカは即答で否定した。

テツ「違いましたか・・・すみません。
もうひとつ質問なんですけど。
数字・・・ありますよね?合ってるか
違ってるか聞いてもいいですか?」

裂空「数字?ないですよ」」

テツ「そうですか。えっとですねー。
108。3。2。10。それで・・えっと」

全員が聞いていた。テツは反応を見てた。

テツ「最後に7ですかね?」

死神「・・・」

飛燕「・・・」

音叉「知らないですね。なんの数字でしょう?」

テツ「違ってましたかー。どうしましょう。
どうやらインカで間違いなさそうですね」

月読「・・・どういうことや?」

テツの雰囲気が変わる。

テツ「自分。ある方から教えてもらったことが
ありまして全部が当てはまったのは皆さんが
初めてです。」

飛燕「ある方?」

テツ「はい。私のボスでして。インカの名前を
聞いたら最大限のもてなしをしろと。皆さんは
名前を出されてませんが本物かどうかの区別
がさきほどの質問でした」

死神「どういうことや?話が全然見えへんぞ。
区別ってなんや?本物かどうかって?」

テツ「そうですよね。インカの皆さんは我々の
ことなんか知らないです。我々も皆さんのことは
しっかりとは知りませんので。本物かどうかですが
インカは尋ねたらまず否定をする。そして数字を
出せば一旦は聞きある数字に反応する。
最後に間違った時に相手に疑いを持つと」

飛燕「なんや?お前。」

飛燕が臨戦態勢に入りだす。
テツは両手を挙げていた。

テツ「降参です。喧嘩を売っている訳では
ありません。やっとお会いできたと思いまして。
ただ確認させて下さい。あなた方はインカの
皆さんで間違いないですよね?」

問われても誰も首を縦に振らなかった。

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