g-241話 仲間にされる恐怖

2023年11月10日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
マサ「なにに使う?」

部下「ちょうどプッシャーがほしくて」

部下「パケさばきたいんで」

部下「男色好みに売りたい」

部下「薬の実験体がほしい」

部下「こっちは・・・」

マサ「ふむ・・・」

大勢の部下の話を聞き危ない話をしていた。

?「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい」

逃げることもできず、絡んだことを後悔した。
そして少し時間が過ぎ・・・

マサ「じゃあ決定~。お前ら喜べ。
こいつらが買ってくれることになったぞ」

部下が8人全員を買ってくれることになった。
マサへ全員が金を渡そうとする。

マサ「いらんいらん。タダでええ。
今回はお前らにも迷惑かけたからな」

部下「あざーーーっす」

部下達は1人づつ引きずって連れ去っていく。

?「すんません。やめてください。
どこへ連れていくんですか?」

部下「後でわかる。お前はこれから仲間や」

嫌な予感しかしない。勝手に仲間にされる恐怖。
しばかれた方がだいぶマシと思える状況だった。

全員各部下に引き渡され静かになった。

マサ「ふー。」

マサは煙草に火をつけて空を見上げていた。

マサ「こんなんじゃ喜んでくれへんよな。
ボス・・・」

アガりをいくら渡してもボスが喜ぶ訳では
ないことはわかっていた・・・

マサ「・・・立場か。難しいもんやな」

自分の地位と置かれている立場に
あこがれる者もいることはわかっていた。

その頃・・・テツは・・・

テツ「寒い・・・風邪引いてまうわ。
マリーさん勘弁してくれへんかな」

テツはマリーに電話をする。
もう探すの終わらせてほしかった。

テツ「マリーさん。すんませーん。
あのー。恐れ多いのですがインカは
見つからないのでもう探し終わって
いいでしょうか?他の誰かが見つけた
とかそういう情報無いんですか?」

マリー「あっ。ごめん。終わってええ。
テツにメールすんの忘れてたわ」

テツ「マジっすか。勘弁して下さいよ。
もう。じゃあ終了して戻りますね」

マリー「おう。悪かった。残業代3倍で
払うから勘弁してくれ」

テツ「普通でいいですよ。そのかわり
今度今日の残業代分でどっか
飯連れてってください。」

マリー「わかったわかった。じゃあな」

テツ「あざっす。では失礼します」

テツも肩の荷が降りた。
寒いので暖かい飲み物を飲んで
帰ろうとコンビニに入ってレジを済ませる。

出口を出ようとした時・・・

死神「おっと。すみません」

飛燕「先に通って下さい。」

テツ「・・・すいません。ん?
あれ?まさか・・・えっ?」

黒いコート5人とすれ違った。
テツはコンビニを出たところで
立ち止まり整理していた。

コンビニの中を見ていると
5人は楽しそうに物色していた。

飲み物や食べ物を大量に選ぶ。
中で体を暖める様子もあった。

テツ「あれ・・・そうやんな?
どうみても・・・あれがインカやろ」

ただ黒いコートを5人が着ている。
違っているかもしれない。声をかけるか
どうかで悩んでいた。

それは・・・相手から名乗ってくれれば
いいのだが名乗ってくれなければ間違って
しまった時に大変なことになるからだ。

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