g-239話 黒いフード

2023年10月27日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
マサ「テツ。俺は三ノ宮戻るわ。
悪かったな。今回は」

テツ「いえ。気にしないで下さい。
今日はお疲れさまでした」

マサとテツは途中で別れた。

テツ「・・・さてと。いないと思うけど
命令解除されてへんからなぁ・・・
もうちょっと探しておくか・・・」

テツは流しながら黒いコートを着た
連中を探していた。

2号線を過ぎた後・・・
インカは反対側の道路からバイクで
移動してきていた。

コンビニを見つけて寄ろうとしたが
パトカーと警察が来ていたのでスルーした。

少し先に行くと黒いフードを被った23歳
ぐらいの連中が公園で溜まって
何かを話していた。

なんかがあったと思い暇なのでバイクを
停めて声をかけた。

飛燕「おーい。怪しい連中~」

黒いフード連中全員インカを見た。
黒いフード連中は強張っていた。

飛燕「おいおい。なんでもないって。
警察にでも追われてるんか?」

?「違う。俺らは被害者や」

死神「やっぱ関わってたか。なにが
あった?万引きちゃうんか?
被害者ってどういうことや?」

?「いきなり殴られたんや。
あいつらマジしばいたる。つーか
お前ら誰やねん。しばくぞ」

黒いフード連中は絡みだして
近づいてくるが仲間が止めた。

?「今はやめとけ。警察も近い」

飛燕「おー。賢い選択」

?「悪いけど帰ってくれへんか?
ちょっと俺らいらついてんねんや」

陽炎「わかったわかった。邪魔して
ごめんねー。おい。さっさと行こうぜ」

インカは全員立ち去っていった。
バイクに乗ろうとした時に族車が
止まり公園へ武器を持った危ない
半グレ集団が入ってきて黒いフード連中
の方へ向かって行った。

半グレ「いたぞぉ。おらぁぁ」

?「なんや?逃げろ」

黒いフード連中は逃げ出すが
反対からも仲間達がきていた。

バキイイッ・・・ゴっ・・・ゴッ・・・

有無を言わさずとにかく殴ってた。
集団リンチをしていた。

飛燕「おいおい。どうした?」

死神「飛燕。とにかくまず逃げるぞ。
警察そこおんねんから。状況把握は
後や。急げっ」

インカはその場から全員離れた。

半グレ「こいつら全員車入れろ。
早くしろ。警察は近くにおる」

動けなくなったフード連中を手際
よく運び車の中に入れて行った。

警察への通報が無い間に・・・

車の中で・・・

?「すんません。降ろしてください」

半グレ「・・・あ?」

?「あの・・・俺らなんかしました?」

半グレ「黙れ」

ゴッ・・・

?「いつっ・・・」

勝手にしゃべると殴られていた。
拉致られた者は恐怖で体が震えていた。

殺される・・・と。直感で感じ出した。

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