g-228話 決着

2023年4月14日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
色川「はぁ・・・ぐっ・・・
野田って言ったか」

野田「そう」

色川「俺の負けや・・・
お前には勝てる気がせん。
赤井が認めたってのは
ほんまそうやな・・・」

野田「・・・マジか」

色川が負けを認めた。
それに驚いた。

色川「お前が神戸連合やったら
お前を潰す事を考えてやってたわ」

野田「そりゃどうも。
じゃあ終わろう。神戸連合との喧嘩は
あんたらの勝ちってのは変わらないから。
言えばいい。否定する者がいる
やろうけど俺が訂正できる範囲では
訂正するようにしとく。
神戸連合はどこかで負けておかないと
あかんかった。この負けで強くなれば
いいんやけどな。」

色川「勝った・・・とは言わへんわ。
お前が来んかったら言ってたけどな」

野田「お気を使わずに。俺はやっぱり
部外者や。栗林が負ける前までに
着いてなかったから手遅れ。
どうみても神戸連合の負けです。
それじゃあ帰りますんで。失礼します」

野田は栗林を拾って戻っていった。
一世風靡の連中も仲間を呼び寄せていた。
そしてここであった事を話していた。

色川「・・・という訳や。
俺らは確かに勝った。
だけど赤井が認めてる奴には負けた。
複数で喧嘩しても勝てなかったし
タイマンでも負けた。
後はお前らが好きにすればいい。
そして・・・
約束通り俺は今日をもって引退する」

色川は引退をかけて今日に臨んでいた。
神戸連合を倒したという最高の結果をもって
幹部達と共に引退をしようとしていた。
引退式を終わらせ楽しそうに話しをしていた。

魔人「ちゃんとした奴らやったな」

帝「えぇ。野田がぶち壊しましたけどね。
あいつ神戸連合認められたっていうのって
確かロバートが言ったんですよね?」

鹿角「そうそう。俺ら昔あいつが神戸連合に
しばかれてんの助けたことあんで。ファビオに
頼まれたからわざわざ行ったんやけどな」

弥勒「あったな。確か反抗してきて鹿角が
助けた野田をしばいてたよな」

鹿角「そうやったっけ?覚えてないわ」
修羅「2年前近くなるんよなぁ・・・
野田もやるようになったな」

鹿角「そやな。それよりもう遅いわ。
今日はこれまでにして明日にしようぜ。
明日ってどこからになるんやろ?」

帝「須磨ですね。本当は今日までに
須磨まで行っておきたかったんですけど」

閻魔「しょうがない。あっちまで行っても
泊まれる所なんてないやろ。舞子駅近く
の公園で野宿して過ごそうぜ」

魔人「それしかないか・・・寒いけど」

帝「もうすぐ朝やし・・・大丈夫でしょ。
朝になったらどっかで休みましょう」

インカも移動し公園でしゃべって過ごしてた。
鹿角「死神から電話来てたわ。電話しようか?」

帝「もうすぐ朝ですしやめといたら?そんなに
急ぐ電話じゃないでしょ」

魔人「あいつ寝てたら電話したら怒るからな。
何言ってるかわからんけどすげぇ怒るねん」

鹿角「はははっ。俺もその経験あるわ。
マジで何言ってるかわからへんねん。いちいち
出んかったらええのにな」

結局折り返しの電話はせず色々と話しをして
いる間に朝になりカラオケ店に行き
全員が夕方まで寝て過ごした。

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