g-227話 頂上決戦

2023年4月12日水曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
野田「はぁ・・・きっつう・・・。
後どれぐらいいんのかな」

まだ10人ぐらいは残っている。
倒れてた奴も起き上がってきていた。

色川「止めろぉ。お前らぁぁ」

色川が叫んだ。全員後ろを振り向いた。

野田「チャンス。」

振り向いた所を攻撃する。
それを見てまた喧嘩をしていた。

色川「くそっ・・・なんやねん。
混乱しとる」

色川がやってきて仲間を一旦引かせた。

野田「はぁ・・・はぁ・・・あーきっつ。
どうした?なんで止める?」

色川「もういいやろう。
雑魚やと思ったけど喧嘩慣れしてるな。
お前。本当に赤井が認めた奴かもしれん。
お前名前は?」

野田「野田・・・蓮」

色川「野田 蓮か。覚えておこう。
今から俺とタイマン張ろうか?」

野田「はぁ・・はぁ・・・張ろう。
神戸連合倒したのとやってみたかった」

野田も色川も無傷ではないが互いに
タイマンを張る事となった。

色川が煙草に火をつけて吸う。

色川「どうした?吸わないのか?
無いならやろうか?」

野田「お気遣いなく。煙草は吸わない」

色川「不良やないのか?優等生かお前」

野田「気にすんな。ツッパッててもな。
マジでもっとヤバい人らがおんねん。
それ見て不良気取ってたらあかんと思っただけ」

色川「変わった奴やな」

野田「よく言われる」

色川「まぁいい。じゃあやろうか」

色川が煙草を投げ捨てた。

お互いに向かっていった。
色川のパンチを流し体を横にずらし
空いたわき腹に左手で殴りこむ。

野田「固いな」

色川「おおおっ!!」

色川は肘を戻し俺の頭に当てる。

野田「つっ・・・」

色川「おらあっっ」

少しよろけた所にパンチで殴ってくる。

野田「はい。かかった」

ブラフで簡単にひっかかる。

野田は腕を掴みその勢いで背負って投げた。
2人が転がりもつれて倒れる。
色川は体を地面に打ちつけていた。
マウントはとれずお互いに距離をとった。

野田「うーん。ミスった。もうちょっとうまく
投げたかったけど・・・動かれたな」

色川「強ぇな・・・マジで・・・。お前。
喧嘩ジャンキーか?なんかやってんのか」

野田「なんかはやってる。ほとんど
いじめられてるけどな。喧嘩ジャンキー
ではない。喧嘩はよくしてるけど」

野田から向かって行く。
ジャブで顔に当てタックルして色川を
後ろに倒す。

そのままマウントをとって殴り倒す。
何も考えず拳を握りひたすら振り
落として殴っていた。

野田「どうしたぁ。もっとあるやろう。
もっと本気で来いぃ。逃げてみろ」

横から突然一世風靡の連中が野田に
体当たりをしてマウントが外れた。
野田「いったぁ。なんやねんな」

一世風靡の連中は色川の元へ来ていた。
色川を助けかばいに来ていた。

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