g-223話 選択次第

2023年4月3日月曜日

④最終章-無秩序な暴力-

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恵三「あ~あ。行かれたか。
そんじゃあ。やろうか」

広夢「広がられるとはなぁ。
頭いいな。お前らって」

修羅「どうも」

弥勒「どっちとやる?」

恵三「じゃあお前」

恵三は弥勒を指す。
広夢は修羅とやる事になった。

修羅「そんじゃあ始めるか」

広夢「あぁ。来い」

修羅が近づき広夢も前へ出る。
広夢のパンチは大振りでかわされ
顎へカウンターで打ちぬいた。

広夢は後ろによろけながら倒れ
倒れた後はマウントをとって殴り続けた。

恵三と弥勒も喧嘩を始めていた。

恵三が前蹴りをして戻した所で
弥勒は間を詰めて胸を殴った。

少し息に詰まる恵三は弥勒を掴む。
弥勒を掴んだ手を弥勒は掴み返し
円を描き外し腕の関節を極めた。

そのまま体重をかけ地面に落とす。
指を掴み下がった顔面を強く蹴った。

意識が飛びそうになる恵三に追って
蹴りを続け最後は喉を圧し潰して
何度も苦しみを味わわせていた。

広夢「あかん・・・こいつら違う・・」

恵三「こいつら・・・ヤバい。
俺らを殺す気や。感情が無い・・」

修羅「・・・ギブアップ?まだやる?」

弥勒「殺させる気か?
拷問続けても構わないが」

無表情で虫を殺すかのように扱う。
広夢と恵三には伝わっていた。

広夢「ギブアップ・・・負け」

恵三「俺の負け・・・負けや」

2人共戦意が見えないことを
確認して止めて距離をとった。

反抗してもう一度来る者もいるから。

広夢「ダメや・・・これはあかん。
あんたらが一番強いんか?」

修羅「一番強いのは俺じゃない。
あんまり実力差は無いけどな」

恵三「殺す気やったやろ・・・
めっちゃ怖かった・・・初めてや」

弥勒「殺す気はない。結果死ぬかは
お前の選択次第やった」

修羅「はぁ・・・恐ろしいわ。こんな
やばいのに気づけんかったなぁ。」

恵三「俺らの負けかもなぁ・・・
お前らは先に進まんのか?」

修羅「行かない。面倒くさい。
お前らが俺ら2人を止めてるねん。
そっちの仁義に付き合ってやる」

弥勒「お互い怪我人おる感じやしな。
警察来ると面倒やろ。ぱくられんように
逃げる準備もせなあかんやろ」

修羅と弥勒は互いのチームの連中に
怪我人の介助と場所を変えるように
指示を出し動かしていた。

それを見て広夢と恵三も一世風靡の
連中に強制的に命令し聞かせていた。

そして・・・前線では・・・

鹿角「ほっ。よっと」

帝「ラッキー。武器拾った」

栗林「・・・すごい。これがインカ」

鹿角と帝が前に出て倒していっていた。
木刀や金属バットの扱い方を知っていて
剣道有段者も相手になっていなかった。

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