g-220話 逃げる様子

2023年3月30日木曜日

④最終章-無秩序な暴力-

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乱童「・・・お前ら。遅いぞ」

赤雷「悪いな。あいつらが
一世風靡って奴らか」

一世風靡「ついに・・・来たか。
全員聞けぇ。あいつらがラストや。
あの特攻服着たのが赤雷。あの
赤井のおったチームや。気を抜くな。
あいつらを倒せば俺らの勝ちやぁ」

赤雷「おいおい。なめられたもんやな。
かかってこいやぁ。ぶち抜いたるからよ」

一世風靡の連中が真剣になる。
赤雷と喧嘩自慢の連中が前に出て
最後の喧嘩が始まった。

赤雷は木刀等の武器をもって
喧嘩をする。一世風靡も武器をもって
いるが扱いは赤雷が上手だった。

形成が逆転していく。

一世風靡「赤雷には2人で当たれ。
そいつらをなめるな。武器をとれば弱い」

赤雷は簡単に武器を落とさない。
落としてもステゴロでやりあえていた。

赤雷「怪我人は後ろへ回せ~。
後は俺らにまかしておけ~」

赤雷達は前に進んでいっていた。
そして・・・垂水では・・・

栗林「・・・じゃあな」

栗林がバイクに乗り舞子へ向かう。
恵三と広夢は栗林にやられて
立ち上がれずに倒れていた。

恵三「あいつ・・・強かったな・・・
万全の状態でやりたかったわ・・・」

広夢「万全やったら・・・俺が
勝ってたわ。俺ら時間稼いだよな?」

恵三「あぁ・・・後は皆に任せよう」

それからしばらくすると・・・バイクが
2人の近くにやってきた。

恵三「まだ・・・援軍か・・・
しょうがないな・・・やっちまうか」

広夢「あぁ・・・止めようぜ」

ライトを照らされると声をかけられる。

鹿角「あれ?さっきの。うわぁ。
派手にやられてんな。大丈夫か?」

恵三「お前ら・・・なにしに」

鹿角「舞子の方へ行くんやけど。
なんか騒がしいから」

インカの連中が戻ってきていて遭遇した。

恵三「やめとけ。あっちは今戦争中や」

広夢「興味本位はここまでにしとけ」

鹿角「と言われてもなー。もうここまで
戻ってきたし。お前らも連れてこか?」

恵三「はぁ?」

鹿角「行く方向一緒やったら連れて
いってやるって。おーい。誰か彼らの
バイク乗って運転してやってくれよ~」

帝「俺やりましょうか」

鹿角「頼む。後は孔雀頼むわ。
よろしく。」

孔雀「わかった」

鹿角「ほら。行くぞぉ。はよせぇ」

恵三達は後ろに乗って舞子の方へ
連れて行ってもらった。

そして舞子の方では・・・

一世風靡「さすがに強いな」

赤雷が武器を扱い殴りまくる。

一世風靡「くそっ。逃げろ」

一世風靡の連中は後ろに下がる。
赤雷が追いかけるが妙だった。

赤雷「なんかおかしい・・・
逃げる様子が必死じゃない。
おい。お前ら止まれぇ」

前に行く赤雷の連中を止めるが
興奮して逃げる連中を追いかけて
制止を聞かずに進んでいっていた。

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