不知火「仮に麒麟児が他から
流れてきてたとしても関係あんのか?」
死神「いや・・・ないな。時間も無いし
どう考えてもスルー案件でいいかもな」
飛燕「じゃ。この件は終了でええかな?
それなら次行こうか。東灘まで」
ヴォヴォヴォヴォヴォン
死神組が休憩を終え移動にかかろうと
していた時、レディース達が43号線へ
上がって東灘の方へ向かっていった。
結構数は多い。そこには数人の男も入っていた。
全員が通り過ぎるのを待った。
不知火「じゃあ。行くか」
死神「そやな。」
しばらくしてから全員で43号線を流して
バイクで走っていた。
少し走ると渋滞になっていた。
音叉「事故か?おーい。飛燕と不知火。
前の方見てきてくれー」
飛燕「わかったぁ。待っとれ~」
飛燕と不知火と死神が車の間をすり抜け
先頭まで走っていった。
先頭ではさっきのレディースがバイクで道路を
占有し通行止めをしていた。
ビッ。ビビビイイイー---
飛燕と不知火はずっとブザー音を押していた。
それに気づいたレディースが騒いで近寄ってくる。
?「うっせえ。やめろや。」
飛燕「そっちが止めろや。通りたいんやけど。
皆困ってるやんけ。ここ43やぞ」
不知火「そうだ。そうだ。」
?「やかましいんじゃぁ。ボケぇ」
ガンッ。そいつはバイクを蹴ってきた。
脅しのつもりなんだろうが・・・
飛燕「あーあ。借り物なのにかわいそう」
飛燕は表情を変えない。
それを見て不知火がバイクを降りる。
不知火「飛燕。代わりに俺がやろう。
ちょっとお仕置きが必要やろ」
??「なんやぁ。お前は・・・がはっ」
不知火は近づいて前蹴りで腹を蹴った。
女は腹を押さえている。すかさずびんたをした。
周りがざわつく。喧嘩が始まったと。
飛燕「やりすぎんなよ~。周りの目があるよ~
警察きちゃうよ~」
女は震えている。いちびっているのは
最初からわかっていた。
不知火「早めに引いたのは正解や」
飛燕はバイクでそのまま前へ進む。
不知火は一旦後ろへ戻っていった。
途中で死神とすれ違い事情を伝えた。
死神「わかった。俺も行くわ。
そっちも俺ら追っかけてくれ」
不知火「わかった。気をつけろよ」
死神も先に前へ進んでいった。
そして車に乗っている陽炎達にも伝え
不知火も先に向かっていく事を伝えた。
そして飛燕は・・・
飛燕「ん?なんや。談合か?」
少し走った先にレディースの集団と
別のチームが何かを話していた。
?「誰や?なんかきたぞ」
?「通行止めできてへんやないけ。
やっぱりお前らはあかんな。終わりや」
?「止めてきます。おい。お前」
飛燕はスピードをあげて向かっていく。
集団に向かって轢きにいった。
周りはパニックになり逃げ出す。
悲鳴が上がっていた。
飛燕「あーらよっと」
飛燕はバイクを離し走らせた。
バイクはそのまま真っすぐ走り
壁にぶつかり地面に転がった。
そこにいた全員が飛燕を睨みつけた。
?「お前ぇ。殺すぞ。こらああ」
飛燕「うっせえなぁ。元々はお前らが
交通の邪魔しとったんやろうが」
飛燕は臨戦態勢に入っていた。
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