g-200話 エアバック

2023年2月18日土曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
??「・・・えっ?マジ?」

??「なんや?車ぁ?」

??「なんでライト消して
んねんやぁぁ」

飛燕「ブレーキや。死神。
全員体固めとけぇ」

そして30mまで来た時に
死神は急ブレーキをかける

ドガッシャーーン・・・
大きな事故音が響き渡った

車とバイク3台がぶつかる

バイクに乗ってた連中が
車のフロント部分から乗り
上げて落ちていった。

飛燕「ふー。よし。いける
怪我は・・・なしっ」

ぶつかった後の自分の状態を
確認し無事だと認識した瞬間
車からすぐ飛び降りた。

他の連中も続いて降りる。
死神だけが出てこない。

陽炎「あれ?おーい。
ははっ。なにしてんねん」

死神「おー。びっくりした
エアバックが開いたんや」

死神がゆっくり降りてきた
エアバックをどけながら。

死神が降りた時そこはもう
飛燕が支配していた。

意識が混濁している者に
対し無言で暴力を加える。

??「やめ・・・なんで」

飛燕「謝って済むかぁ」

ドガアアッ・・ゴッ・・

謝る者に対しても殴る。
相手は瀕死の状態なのに

それを黙って見ている
他の連中は周りを気にする

ここが住宅街だから・・・
警察への通報があっても
おかしくない状況なので。

陽炎「1分・・・どう?」

死神「いや・・・2分・・
無理か。1分までやな」

列空「1分が妥当や」

ギリギリ2分はいけると
判断したいが高級住宅街
なので警察の反応も早い。

なので飛燕の暴れる時間は
1分で全員一致した。

暴れ出してから1分がきた時
飛燕が自ら首根っこを捕まえ
車の後ろに乗せさせた。

飛燕「場所移動しようや。
こいつらさっさと乗せて」

死神「あぁ。冷静やんけ。
止めなあかん思ってたわ」

飛燕「高級住宅街やしな。
無視して暴れても損やろ」

死神「あぁ。損なだけや。
やっぱ飛燕の八つ当たりは
簡単に任せておけるわ。
魔神派閥も見習ってほしい
あいつら完全アウトや」

飛燕「一緒にすんなや。
魔人組はややこいねん」

魔神派閥の連中はそんなに
賢くないので一度暴れると
基本的に止まらない。

誰かが止めてくれるまで
止まろうとしないし止まる
までにやたら時間がかかる

面倒くさい連中だった。

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