まとまったところで全員
車に乗り込んで出て行く
車で流しながら睡眠妨害
をする連中を探しに行った
少し走っていると・・・
飛燕「いねーなぁ」
月読「時間遅いですし」
時間はもうAm0:00を
まわっていた。さすがに
高級住宅街では外に出て
遊んでる若者はいない。
飛燕「見つけやすいって
言ったら見つけやすい。
でもおる気配ないやんけ」
飛燕がいらいらしていた
死神にあたっていた。
死神「俺にあたんなや。
怖いねん。八つ当たり」
飛燕「けっ。そんな簡単
に引かれたら俺が悪い
みたいやんけ。なぁ」
全員「・・・」
飛燕「おい。お前らも
だんまりかいや。なんか
反抗期とかないんけ」
全員「・・・」
全員が思っていた。
ここでなんか言ったら
飛燕の八つ当たりの餌食
になってしまうと・・・
なので誰も何も言わない
飛燕が煽っている事ぐらい
みんなわかっていたから。
その時・・・遠くから
吹かしてる音が聞こえた
その瞬間・・・動き出す。
死神「きたぁ~。あっちや
こっちむかってきてる?」
飛燕「こっち来てる方向や
対抗で向かってったれや」
死神「わかった。指示くれ
飛燕の動きに合わすから」
飛燕「標的確認できた時点
で常時状態を伝えていく。
俺を散々待たせやがったの
相手に慈悲はいらんぞ」
飛燕の八つ当たりの方向が
睡眠妨害の連中に変わった
これほど楽なことはない。
全員が飛燕の行動に合わす
だけでよかったから。
バイクのライトが見えた時
全員集中力を高めた。
バイクの台数は3台。
250cc~400ccのミッション
というのはすぐ把握した。
飛燕「ライト消せぇ。
そのまままっすぐ進め」
死神「おう。了解や」
死神はすぐライトを消す。
そして加速していった。
バイクの連中は気づかない
外灯が少ない為わからない
30m地点まで来たときに
やっと何かが来ている事に
気づけていた。
血が凍る瞬間だ・・・
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