g-199話 睡眠妨害

2023年2月9日木曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
まとまったところで全員
車に乗り込んで出て行く

車で流しながら睡眠妨害
をする連中を探しに行った

少し走っていると・・・

飛燕「いねーなぁ」

月読「時間遅いですし」

時間はもうAm0:00を
まわっていた。さすがに
高級住宅街では外に出て
遊んでる若者はいない。

飛燕「見つけやすいって
言ったら見つけやすい。
でもおる気配ないやんけ」

飛燕がいらいらしていた
死神にあたっていた。

死神「俺にあたんなや。
怖いねん。八つ当たり」

飛燕「けっ。そんな簡単
に引かれたら俺が悪い
みたいやんけ。なぁ」

全員「・・・」

飛燕「おい。お前らも
だんまりかいや。なんか
反抗期とかないんけ」

全員「・・・」

全員が思っていた。

ここでなんか言ったら
飛燕の八つ当たりの餌食
になってしまうと・・・

なので誰も何も言わない

飛燕が煽っている事ぐらい
みんなわかっていたから。

その時・・・遠くから
吹かしてる音が聞こえた

その瞬間・・・動き出す。

死神「きたぁ~。あっちや
こっちむかってきてる?」

飛燕「こっち来てる方向や
対抗で向かってったれや」

死神「わかった。指示くれ
飛燕の動きに合わすから」

飛燕「標的確認できた時点
で常時状態を伝えていく。

俺を散々待たせやがったの
相手に慈悲はいらんぞ」

飛燕の八つ当たりの方向が
睡眠妨害の連中に変わった

これほど楽なことはない。
全員が飛燕の行動に合わす
だけでよかったから。

バイクのライトが見えた時
全員集中力を高めた。

バイクの台数は3台。
250cc~400ccのミッション
というのはすぐ把握した。

飛燕「ライト消せぇ。
そのまままっすぐ進め」

死神「おう。了解や」

死神はすぐライトを消す。
そして加速していった。

バイクの連中は気づかない
外灯が少ない為わからない

30m地点まで来たときに
やっと何かが来ている事に
気づけていた。

血が凍る瞬間だ・・・

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