g-196話 躊躇ない邪魔

2023年2月5日日曜日

④最終章-無秩序な暴力-

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鹿角「おーおー。なんか
向こう静かなってんぞ」

帝「そろそろですかね。
時間的に見ても・・・」

修羅「そうやなぁ。もう
相手も全力出してスッキリ
した頃ちゃうかな~?」

鹿角「じゃあ。行くか」

インカも現場へ戻り出す
そして戻った時・・・

鹿角「ごめんよ。ちょっと
前通してってね~」

帝「すんませんね~」

人ごみを掻き分けて前へ。
前まで来て見た光景は・・

川内「助けて・・・くれ」

魔人「おい。まだやろ。
俺に負けられへんのと
違うんかいや」

一方的にやられ体が震えて
倒れていた川内と上から
見下していた魔人がいた。

鹿角「うわっ。いじめや」

帝「どれどれ?ほんまや。
完全ないじめ起きてるわ」

修羅「もうギブアップ
してるみたいやのに」

魔人「ん?お前ら・・・
今頃きやがったんかい」

鹿角「まぁな。んで?
もう終わったんかいな」

魔人「もうすぐや。まだ
反抗できるだけの余力は
残ってる感じするから」

鹿角「そうか。わかった
じゃああれやったれや。

左フックからのアッパー

あれで終わるやろ?」

帝「あー。終わるな。
見えないし防げんから
あれは動けんくなる」

魔人「おう。わかった。
じゃあこれで終わらす」

魔人は川内の髪を掴んで
無理やり立たせ殴った。

ゴッ・・・バキイッ・・

川内「っ・・・がっ」

左フックからアッパーで
繋げる嫌な魔人の打撃。

川内は動かなくなった。

鹿角「はい。終了~」

帝「お疲れさんしたぁ」

魔人「やっと終わった。
さてと・・・行くか」

川内「待てや・・・おい
まだ俺はぁ・・やれる」

弥勒「終わっとけって」

パアンッ・・ゴツッ・・

弥勒が川内の後頭部を
躊躇なく蹴って倒した。

インカにとってはもう
終わらせたかったから。

藤枝「こいつっ・・・」

藤枝はびびってしまった
タイマンだと言うのに
躊躇のない邪魔をした。

その行動が怖かった。

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