g-191話 待ち合わせ場所

2023年1月31日火曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
走り出していると・・・
突然携帯が鳴り出した。

プルルルッ・・・
プルルルッ・・・

魔人「おい。鹿角。
電話なってんぞ?」

鹿角「あぁ・・・誰やろ
飛燕や。ちょっと出る」

魔人「飛燕か・・あっち
の状況はどうなんやろ」

飛燕からの電話だった。

鹿角「はいもしもし」

飛燕「おう。鹿角俺や
そっちはどない感じ?」

鹿角「こっちは最悪や。
なんかしらへんけど・・
これから魔人が明石最強
のどっちかの頭の代わり
にタイマンはるねんや」

飛燕「はぁ?なんでや?
意味わからんねんけど」

鹿角「魔人が明石最強の
どっちかの総長しばいて
もうたから変わりにこの
後タイマン張る予定のと
やることなってんねん」

飛燕「なんかおもろい事
なってるみたいやな」

鹿角「そっちはどうや?
順調に来てんのか?」

飛燕「んー。どうやろ。
ちょこちょこしたのが
あったぐらいかなー。

死神がなんか当たり屋に
ぶつかったぐらいやしな

これから尼崎を抜けて
次は西宮行くねんや」

鹿角「あ?当たり屋?
意味がわからんねんけど

じゃあこっちも急がな
遅れとってまうかなー。
また適当に連絡するわ」

飛燕「じゃあまたなー」

飛燕は電話を切った。
鹿角は携帯を閉まった。

魔人「飛燕の方はなんて
言ってた?」

鹿角「ようわからへん。
ちょこちょこしたんが
あったんとなんか死神が
当たり屋とぶつかって
もめたって言ってたわ」

魔人「訳わからんな。
さすがに死神派閥は」

鹿角「ほんま。あいつら
は性質悪いからなー」

言っておくが魔人派閥も
十分性質が悪かった。

浦沢の後ろをついて走る

鹿角「てめぇ。コラ。
わかってんのか?」

魔人「そんなに怒んなや
ほんまに悪かったって」

帝「魔人さんのせいで
こんな寄り道してんねん
無駄な寄り道やねんや」

魔人「そんなに言うなや
反省してるねんから」

後ろではたくさんの不良
少年を引き連れたことを
知らないまま走り続けた

そして浦沢が止まった。
待ち合わせ場所へ着いた

鹿角「ここか・・・」

浦沢「あぁ・・・ここや
川内は・・・来てるな」

遠くに人影が見えていた
それが川内とわかった。

浦沢が先導する。インカ
は後ろを付いていった。

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