浦沢「待てや。お前らぁ」
浦沢はインカを呼び止める
鹿角「あかん。ばれたっ」
逃げ出そうとしてたのが
丸分かりだった。
魔人「違うねん。わざとや
ないねんで。まさかぁ~
そいつがそうとはなぁ」
鹿角「明石最強決めるのに
邪魔する気はなかったんや
邪魔してもうたんは悪い。
それはこっちのミスや」
みんな必死で否定してた。
ごめんって思っていた。
??「何がミスしたやぁ。
お前らなにやったんか
わかってんのかぁ?」
鹿角「明石最強決める喧嘩
を邪魔してしまったんやと
思うんやけど違った?」
??「そうや・・・お前らが
邪魔したせいやろうがぁ」
浦沢「待て・・・」
浦沢が割って入ってくる。
マルボロの連中を黙らせる
そこはさすがに認められた
チームの象徴だった。
浦沢「全員聞けぇ。俺はぁ
今から藤枝とタイマン張る
約束でやってきたんやぁ。
でも・・藤枝がこんな状態
でそれができんくなった」
浦沢が吼えて伝え出した。
全員に聞こえるように・・
??「浦沢。お前が代わりに
こいつらしばいたれや?」
マルボロの連中が聞く。
その問いに対して浦沢は。
浦沢「俺はぁ・・・さっき
こいつらと喧嘩をしてた。
そして・・・負けた・・・
タイマンで完膚なきまで」
全員「・・・なっ」
帝「あーあ。言っちゃった
言わんでええ事やのに」
浦沢が自分から負けた事を
伝えた瞬間全員言葉を失う
信じられないことだった。
浦沢が負けるって事が・・
浦沢は話を続けた・・・
浦沢「俺は・・・手加減を
されてタイマンで負けた。
ほんまは・・・ここで藤枝
にそれを伝えに来たんや。
俺は・・・もう明石最強に
興味がなくなったってな。
藤枝が最強を名乗ればいい
それだけ言いたかった」
全員言葉が出てこない。
やりきれない感情があった
全員が今日のタイマンを
楽しみにしていた・・・
戦って勝った方を見たい。
頂点の喧嘩が見たかった・
それが・・こんな形で・・
浦沢が戦わずして負けを
認めている。
その相手が外部の人間。
藤枝でも名和でもなかった
そんなのを・・認めたくも
ないし認められる訳もない
0 件のコメント:
コメントを投稿