浦沢「おった。あっこや」
浦沢達も現場へ着いた。
バイクを降りて近づきだす
??「なんや?喧嘩か?
どこともめてんねや?」
浦沢「絶対あいつらや」
??「あいつら?ん?」
その瞬間だった・・・
魔人が藤枝を捕まえて後ろ
に走り倒した所を見ていた
一緒にこけた時に魔人の頭
が藤枝の顔とぶつかる。
一瞬周りが見えなくなった
藤枝「ぐあっ・・・てめぇ
コラぁ。離さんかいやぁ」
藤枝が気づいた時・・・
もう魔人は拳を振りかざし
打ち込むだけになっていた
倒れてすぐに魔人は片膝を
藤枝の胸におしつけてもう
片方の脚は手の平を踏み
動けない体勢を作っている
そして右手を高く上げてた
後は力を込め落とすだけ。
藤枝「・・・やばい」
魔人「耐えてみろっ」
シュッ・・グチャアッ・・
腰から上の動作で捻りこみ
自重の力で勢いもつけた上
当たった瞬間にのみ力を
込めて殴りつけた。
振り下ろした右手は藤枝の
鼻を目掛け落ちていった。
藤枝「あがっ・・・」
力の逃げる場所がなく
藤枝の鼻は簡単に曲がった
藤枝は・・・なぜかこれで
終わりと思っていた。
魔人「次が本命や」
藤枝「なっ・・・」
シュッ・・ゴオォンッ・・
反動で上がっていた左手が
今度はアゴをめがけ落ちた
ただ純粋に力だけを込めた
暴力的な一撃だった。
藤枝は意識が飛んでいた。
力が抜け動かなかった。
魔人「ふん。つまらんな。
さぁ。次はどいつやぁぁ」
魔人が次の相手を探す。
しかし・・・誤算が起こる
魔人「・・・あれっ?」
マルボロの動きが止まる。
呆然と立ち尽くしていた
鹿角「おいっ。よそみ」
シュッ・・・ゴガッ・・
??「うあっ・・・」
よそみをしだした奴らに
鹿角は顔を蹴っていた。
ザンッ・・ドサッ・・・
さっきまでやりあってた
のに士気が落ちていた。
鹿角「・・・なんやねん
急にやりがいなくして」
帝「あんれ~?なんで?
こんな落ちてんのや?」
鹿角達もわかっていない
魔人「鹿角達違うんか」
魔人は鹿角達の危なさが
原因でもないと確認した
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