それはインカの連中にも
聞こえていた。
鹿角「近くにおるな・・
けっこうな数や・・・」
帝「さっきの学校の方向
じゃないですか?」
魔人「また戻るんか?」
修羅「こっちに向かって
来てるんちゃうか?」
鹿角「そやな・・・って
ことは大通りにでるぞ。
そこで一気に仕掛ける」
集団で走るとなると必ず
大通りを暴走族は走る。
それは鉄板だった。
大通りだと目立つから。
ヴォンヴォヴォンッ・・
マルボロの旗をなびかせ
藤枝が先頭で走っていた
??「きゃ~。藤枝さーん
めっちゃ好きでーす」
藤枝は声をかけられる。
ビッと手だけ振っていた
??「やっぱモテルなぁ。
うちの総長かっこいい」
藤枝「もうすぐか・・」
藤枝が気持ちよく走って
いた時・・・邪魔が入る
シュッ・・・コンッ・・
シュッ・・・シュッ・・
藤枝「なんや?石か?」
??「誰じゃあ。コラぁ」
反対側の車線から意図的
に石が投げられてきた。
それも複数・・・
鹿角「あー。おっしい」
弥勒「でも気づいてくれ
たからええんちゃうか?
反対車線走ってるとは
ちょっときつかったな」
帝「バイクは・・人数分
余裕でありますねー」
??「誰じゃあ。コラぁ。
お前らぁ。そこおれぇ」
これに対して怒りだす。
幹部達が向かってきた。
藤枝「誰や。あいつら。
俺に殺されたいんか?」
??「ここは俺らに任せろ
総長は約束あるやろ?」
藤枝「相手は7人か・・
そやな。俺が出るまでも
ないか。ほな任せるわ」
鹿角「目的はバイクや。
そこを間違えるなよ?」
全員「了解っ」
バイクを手に入れる為に
絡んだのが目的だった。
全員がすぐに分散して
おびきよせを始める。
そのまままっすぐ轢けば
いいのに相手をなめてる
からか目の前に止まる。
そして威圧をかけだす。
大声で叫び出していた。
??「コラぁ。お前らぁ。
何してんねんコラ・・」
修羅「止まってくれたら
こっちもやりやすいわ」
叫び出した瞬間すぐに
チェーンを取り出し顔に
巻きつけバイクを蹴る。
修羅「こっちは・・よし
危ないのは・・閻魔か」
バイクと人が一緒に倒れ
動けない間にキーだけを
抜き取って確保する。
そして他の援護に移る。
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