孔雀「おい。入れや。
何を戸惑ってるねん」
信吾「うっさい。おい
みんなも中に入れや」
??「おっ・・・おう」
全員中に入ってきた。
浦沢「こいつら・・・
平然とこんな事して」
全員が中に入って
表の扉を閉めた。
鹿角「さて。これで
思う存分やれるな」
弥勒「3対3やっけ。
そっち決まってんの?」
浦沢「あぁ。決まってる
俺とこいつとそいつや」
弥勒「お~。そうかぁ。
こっち決まってないねん
誰が代表でやるんや?」
鹿角「誰でもええやろ。
じゃんけんで決める?」
信吾「おい。コラぁ。
お前が出てこんかいや」
信吾は鹿角を指差した。
弥勒「ご指名やんけ。
まぁ当事者みたいやし」
鹿角「はいはい。じゃあ
残りは勝手に決めてて」
鹿角が前に出ていった。
信吾も前に出てきた。
お互い戦闘状態に入る。
信吾が右正面構えをとる
鹿角「ん?空手か?」
弥勒「おっ。経験者か」
孔雀「へー。おもろい。
ちょっと見ときたいわ。
右正面やったらどうせ
突きから下段廻しやろ」
魔人「それやとつまらん
裏切ってくれへんとな」
全員見だしていた。
信吾「お前は・・殺す」
鹿角「はいはいおいで」
鹿角は中段で構えた。
空手の構えをとった。
信吾「こいつも空手か。
中段って初心者かいや」
ダッ・・・ビュッ・・・
信吾が仕掛けてきた。
真っ直ぐ突いてきていた
鹿角は突いてくると同時
に信吾の肘を巻き込んで
払い服を掴んでいた。
信吾「甘いわ。ボケっ」
信吾はそのままの流れで
下段で蹴りを打ちに行く
為半歩下がろうとした。
蹴りの勢いで鹿角が掴む
手は離れると思っていた
しかし・・鹿角は間合い
を詰めて蹴ろうとしてる
信吾の足を上から抑えた
信吾「・・・押え受け?
こいつ・・・マジか?
それに反則ちゃうんけ」
足刀押え受けは試合では
反則技として扱われる。
それにこれは初心者では
なかなかできない技で
きっちり抑えられた瞬間
信吾は悟ってしまった。
単純な実力の違いに・・
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