信吾「でも・・・なんで
3対3にしたんですか?
全員しばいたらええと
思うんですけどね」
浦沢「あいつら・・・
多分相当やる連中やぞ」
昇平「あいつらがぁ?
見た感じそんな強そう
には見えないけど?」
浦沢「いや・・・相当や
なめてかかったらあかん
俺より強いかもしれん」
信吾「総長より?それは
絶対にない。総長最強や
俺らの憧れやねんから」
浦沢「・・俺より強いと
思って喧嘩しろって事」
昇平「あーそういう事。
まぁ・・わかりました」
信吾「俺らやったります
総長まで回しませんよ」
浦沢「・・・まずいな。
乱堂がおってくれたら」
かなり格下に見ていた。
完全になめきっていた。
それは・・しょうがない
鹿角「バカっ。違うって
そのバイクはクラッチの
位置が低いねんって」
魔人「なんでこんなに
低いの選んだんや」
鹿角「知らん。帝に聞け
俺が選んだんとちゃう」
帝「クラッチは低い方が
運転しやすいやんけ」
弥勒「俺もクラッチは
低い方がええねんけど」
孔雀「えっ?マジで?
高くないと危ないやろ」
バイクの運転をしながら
ついていっていたのだが
クラッチの位置のことで
派閥に別れ討論していた
こんな奴らなら誰だって
なめてかかって当然だ。
浦沢「・・・まずいな。
乱堂がおってくれたら」
浦沢がこの喧嘩で本当に
欲しい人材がいないのが
かなり辛い状態だった。
信吾「それよりも・・・
この後藤枝とのタイマン
あるんちゃいますか?」
浦沢「あぁ・・そやな」
昇平「こんな喧嘩しなく
てもいいんちゃうの?」
浦沢「仲間が俺の目の前
でやられてんねんや。
俺には無視できへんねん
この喧嘩が終わったら
そのまますぐ行くわ」
信吾「連戦で藤枝とやる
ってことですか?」
浦沢「あぁ・・そういう
ことになるわ・・・」
昇平「さすが総長・・・
かっこよすぎますわぁ。
こいつらしばいで藤枝も
しばく。本物の伝説や」
一気に士気が上がり出す
総長の伝説に関わる夢に
携われると自分も伝説の
一部になれてしまう。
その思いが人を動かす。
実力以上の力が出せる
大きな原動力でもある。
浦沢は喧嘩と信頼の強い
仲間が集まる総長だった
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