g-161話 自動的

2023年1月1日日曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
??「待たんかいコラぁ。
逃げれると思うなよぉ」

鹿角「なんか言ってるで
逃げれると思うなとか」

帝「思ってませんって。
一度駅前まで戻ります」

鹿角「そうでっか。では
お任せいたしまーす」

??「待てって。コラぁ」

一台のバイクがスピード
を一気に上げてきていた

鹿角「おっ?早いんが
一台来てるみたいやぞ」

帝「対処してください。
運転してるんですから」

鹿角「はいはーい」

鹿角はゴソゴソしだした

??「逃がさへんからな」

追いかけてきていたのは
横に並ぼうとしていた。

帝はスピードを少し緩め
わざと横に並ばせた。

??「コラぁ。止まれや。
止まらんかいやぁぁ」

帝「・・・ほら早く」

鹿角「ちょっと待てって
軍手すんの時間かかる。
あったあった。ほらっ」

ザクッ・・ジュウッ・・

??「・・・ぐわっ」

鹿角は太ももに向けて
ナイフを刺しずらした。

ガッシャーン・・・

足に力が入らなくなり
バイクは自動的にこけた

鹿角「あー。血がついた
ちょっとミスッたかな」

帝「刺すほどの相手でも
なかったと思いますよ」

鹿角「ほんまはブレーキ
ホース切る予定やった」

帝「全然ちゃいますやん
適当な理由すぎるって」

鹿角「あははっ。ごめん
次はうまいことやるわ」

帝「もう・・追いかけて
きてませんやんか」

鹿角が刺した瞬間に他の
連中は追いかけるのを
やめてしまっていた。

躊躇なく刺し表情さえも
変えない鹿角にびびる。

そして仲間を介抱してた

??「おい。大丈夫か?」

??「しっかりしろって」

??「ううっ・・・足が。
俺の足・・・感覚ない」

刺されてしまったこと
よりもこけた怪我の方が
大きくなってしまってた

??「くそっ。あいつら」

??「絶対に許さん・・」

本来絶対に許さないなら
黙って追いかけるはずだ

しかし・・・仲間の手前
本音は言えなかった。

自分はこうはなりたくは
ないと・・・

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