g-151話 マルボロ

2022年12月22日木曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
その頃別の場所では・・
ヤンキー達が溜まってた

マルボロの集会だった。
奥の方では幹部が集まる

??「あれ?総長は?」

??「女んとこやってよ」

??「おいおい。またか。
そんなんでほんま風雷神
にぶつかれんのかいや」

??「大きい喧嘩の前は
いつも女んとこ行ってる
せやからぶつかるやろ」

??「それがいつも通りや
気にすんな。それよりも
総長が来たらすぐに
出れるようにしとけや」

??「あぁ。俺はもう・・
早く喧嘩がしたいねん」

外が少し騒ぎ出していた
挨拶の声が響いてくる。

??「来たか・・やっと」

藤枝「お待たせ」

??「遅いぞ。総長」

藤枝「なかなか離して
くれへんかってんや。
でも時間ピッタリやろ」

??「総長は女にめっちゃ
モテルから羨ましいわ」

藤枝「お前らみたいに
こわもてちゃうからな」

??「はははっ。違いない
それよりも・・・風雷神
と正面からぶつかるんか

それとも・・・浦沢を
やればいいんか?」

藤枝「浦沢とはタイマンで
やったろうと思ってる。

浦沢の方が強いって思われ
てるのもシャクやしな。

たまにはちゃーんと俺が
まともにやっても強いって
ことお前らにも見したる」

??「大丈夫なんか・・・?
浦沢は強すぎるぞ?」

藤枝「それがどうした。
強いからって関係ないわ」

??「・・・悪い」

??「名和は?あいつが邪魔
してくるんちゃうんか?

死倉面・麒麟・流星群が
いつも邪魔しに来るやろ」

藤枝「その辺の族が来たら
風雷神と組んでしばけや。

浦沢にもそれは話してある
向こうも了承してるわ。

名和がもし来てたら名和も
そのまま潰してまえや」

??「・・・マジか?」

藤枝「あぁ。マジや。
邪魔する奴は潰してまえ。

そんで・・・俺と浦沢の
喧嘩の邪魔はせんように」

??「・・・わかった。
ひとつだけ・・・ええか」

藤枝「・・・なんや?」

??「勝てよ。勝ってくれ」

藤枝「おう。絶対に勝つ」

浦沢とのタイマンに向けて
マルボロは動き出してた。

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