弥勒「とりあえず逃げるか
仲間と思われても困るし」
修羅「そうやな。コートが
一緒とか言われたらかなん
ひとまず非難しようや」
魔人「あっ・・・ああ」
閻魔「早く行きますよ。
魔人さんが遅かったら
全部遅れるんですって」
ひとまず移動を始める。
その場からすぐに離れた
名和「手馴れすぎや・・
こいつら・・・完全に
あかん方の奴らや・・」
関わったらいけない側の
人間と名和は判断してた
名和にとっては初めての
タイプの人間達だった。
そして・・鹿角達は・・
帝「鹿角さーん。そんで
何処向かってますの?」
鹿角「流してるだけ~。
まぁだいたいわかった。
このバイク癖ないわ。
運転変わったろか?」
帝「このままでいいです
鹿角さんの運転やったら
後ろ乗って置きたい。
いつも運転手やから
たまには後ろがええ」
鹿角さんのバイクの運転
より上手い人はインカに
はいなかった。
なので運転は預けてた。
鹿角「そうか。じゃあ。
飛ばしていっからなぁ」
カチッ・・ヴォンッ・・
カチッ・・ヴォヴォーン!!
帝「おおっ・・・怖っ。
このバイク初めて乗った
とは思われへんわぁ。
そのギアチェンジからの
クラッチミートはできん」
余談になるが・・・
鹿角さんの当時の運転は
マジか?と思っていた。
声を失うほどの衝撃だった
真似をしようと思っても
怖くて真似ができなかった
カーブでそんなにスピード
上げて曲がれんのか?と
思うような事もあれば・・
あんなにバイクって傾く?
って思ったこともあった。
雨の日になんであんなに
スピード出せるの?って
思ったりもした。
クラッチの繋ぎ方が以上に
早く正確で同じようにやる
とエンストしたりしてた。
ドュルルルルッ・・カチッ
ヴォーーンッ・・・ヴォン
帝「・・・ちょっと。怖い
スピード出しすぎ・・・」
軽く90kmまで加速する。
鹿角「大丈夫や。こけても
また探せばええねんって」
帝「こける事まで考えて
運転せんとってやぁぁっ。
誰かぁ~。助けてぇ~」
声だけが遠ざかっていく。
周りの人はみんな見ていた
インカの連中は華があって
なにしても目立っていた。
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