g-148話 武勇伝

2022年12月19日月曜日

④最終章-無秩序な暴力-

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名和「・・と言う訳や」

帝「明石連合知らん間に
負けてたんやなぁ~」

魔人「須磨でそんぐらい
やれるやつおんのやな」

帝「まっ。一応メモるか
須磨も後で寄るやろし」

帝は斉藤 有也の名前を
メモしていた。

帝も魔人も会っているが
よく覚えていなかった。

名和「・・・あんたが
この中で一番強いんか」

魔人「・・・ん?俺か?
まぁ一応そういうことに
なってるけどなぁ」

名和は魔人を見ていた。

名和「どんぐらい強い?
武勇伝とかあるやろ?」

魔人「別にないわ」

名和「最強やのにか?
無いわけないやろ?」

魔人「無いねん。そんな
人に言えるようなこと」

名和「・・そうなんか?
鹿角ってのがあんたが
最強って言ってたんや」

魔人「都合のいい最強や
あいつら汚いねんや」

名和「掴めん奴らや・・
もうようわからんわ」

わかるわけがない。
規則と言うのが無くて
動いてばっかりだから。

そんな簡単に解られたら
筆者も苦労はしなかった

本音と建前の区別も
つかないしわからない。

わからないから怖いし
わからないから対策も
うてないし逆らえない。

そして想像以上で来る。
予測もなんもできない。

だから誰も逆らわない。

魔人「おーい。鹿角~。
さっきから道路ばっか
見て何してんのや?」

鹿角「うっさいねん。
もうこのまま黙って
待っててもらちあかん
から待ってるねんや」

魔人「・・・何を?」

鹿角「ヤンキー来るの」

魔人「・・・??」

帝「あっ。鹿角さん。
あれそうちゃいます?」

鹿角「おっ。来たか。
あっあれか。あれやな」

少し離れたところから
ライトのついたバイクが
こっちに走ってきてた。

確認ができる距離になり
ヤンキーが2人で流して
走ってると判断した瞬間

バッ・・・ダダッ・・・

ガードレールをまたいで
横から全力で走ってった

??「ん?なんや?あれ。
こっち来てへんか?」

??「あん?おいっ・・」

走っていたバイクが
気づきスピードをゆるめ
止まろうとしていた。

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