g-145話 ろくの範囲

2022年12月16日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
鹿角「ちなみに明石連合
やった須磨の族ってのは
知ってるんか?」

??「四神ってチームや。
明石連合とぶつかって
真正面からやった奴らや

斉藤 有也ってやつが
めっちゃ強いらしい」

弥勒「知ってる?須磨は
ろくの範囲やったよな」

鹿角「知るわけないやろ
初めて聞いたわ。そんな
訳のわからんチーム」

修羅「知らへんのかいな
無名な族なんかな」

知らないはずはない・・
一度潰したこともある。

ただ鹿角さんがいちいち
覚えてるわけがなかった

潰してる族の数が多くて
そのひとつに過ぎない。

鹿角「帝やったら知って
るんやないんけ?」

帝「知りませんよ。族の
ことなんて興味ないし」

名前だけ言われても帝は
よくわかっていなかった

会ったら思い出せるかも
っていうレベルだった。

鹿角「そんで?今の明石
が無法地帯ってのとそれ
がどう関係あんのかな」

??「明石連合が潰された
事によってそれまでの族
が空いた王座を争ってな
ずっと抗争が続いてる」

弥勒「それが無法地帯と
いうことなんかいな」

??「あぁ・・・そうや」

修羅「じゃあその中でも
勢力が強いんは何処?」

??「チームで言えば5つ。

死倉面・マルボロ・麒麟・
風雷神・流星群の5強。

個人で言えば・・・3人。
トップ3のやつらがおる」

修羅「なんて名前かな?」

弥勒「ナンバー3から順に
言ってってくれへんか?」

??「藤枝 伸介。こいつは
マルボロの頭を張ってる。

次に名和 達也。何処の族
にも属してはない。

最後に・・・浦沢 源一郎
風雷神の頭を張ってる」

鹿角「あん?ちょい待てや
なんかおかしくないか?」

??「なにがや?」

鹿角「個人のトップ3の内
2人が集団のトップ5に
入るってのはわかるけど。

集団の残り3つはなんや?
なんでトップ5に割り込ん
でくるんかわからんねん」

??「すごいな・・・お前。
そこに気づく奴おらんぞ」

鹿角「別にすごくないわ。
それよりもなんでや?」

??「それは・・ナンバー2
の無所属の奴が他の3つの
族に加担してるからや」

弥勒「加担?なんで?」

??「マルボロと風雷神だけ
の抗争やったら小さい族は
潰されるか吸収されるか
しかないやんけ・・・

マルボロに藤枝がおって
風雷神に浦沢がおったら
弱い族は戦えないねんや」

弥勒「戦えない?」

??「OBや上の連中がな。
浦沢と藤枝とはもめるな
って言ってるらしいんや。

でも・・・
族やってたらそんな簡単に
他の不良に従われへんやろ

それに・・・浦沢・藤枝が
でかい面すんのは許せん。

死倉面・麒麟・流星群の族
だけが戦おうとしてるから
協力してんねんや・・・」

明石は勢力争いが続いてた

以前に有也が明石連合を
潰してしまってから・・・

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