鹿角「喧嘩かな?」
弥勒「知らへんわ。
こっからはあんまり
よく見えへんねん」
修羅「どうなってるか
ちょっと見てみるわ」
修羅が陰からそーっと
覗いて見てみる。
バキッ・・・ゴッ・・
??「おらあっ!!」
??「おおおおっ!!」
鹿角「どないなん?」
修羅「ようわからん。
暗いし少し遠いねん」
ドシャッ・・ガッ・・
・・・・・・・・・・
少ししてから・・・
響き合う音が止まった
鹿角「終わったか?」
弥勒「そうみたいや」
修羅「よくわからんし
ちょっと見てくるわ」
修羅が奥へ向かった。
鹿角と弥勒も後ろを歩く
??「ハァ・・・ハァ」
修羅「・・・おっ?」
鹿角「5人倒れてる」
弥勒「へー。すごいやん
なかなかできへんでな」
絡まれていた男が少し
殴られてたぐらいで
5人を相手に倒していた
??「なんや・・・まだ
仲間がおったんか?」
修羅「あははっ。仲間
やないねんけどねー」
鹿角「ちょっと見てた。
暗くて見えんかったけど」
弥勒「どっちやねんな。
見てたか見てへんのか」
適当な返事しかしない。
かなりどうでもよかった
??「仲間やないんやったら
そこ通してくれへんか?」
鹿角「仲間やったら?」
??「シバくしかないやろ。
こっちは時間ないねんや」
鹿角「そうか。んじゃあ
シバいてもらおっかな」
鹿角が一歩前に出る。
興味を持ったみたいだ。
??「やっぱり・・・仲間
かいやぁ。死ねやぁ」
そいつは突然かかってきた
鹿角に殴りかかってくる。
パシッ・・・ゴッ・・・
鹿角は外側に軽く移動して
パンチを下に払ったまま
まっすぐアゴを打ち抜いた
??「ぐうっ・・・」
そいつは片ひざをついて
アゴを抑え倒れこんでいた
鹿角「なんや?その体勢。
蹴ってほしいんか?お前」
ドガアアッ・・ドサッ・・
??「ぶっ・・・あっ・・」
顔を蹴られそのまま倒れた
修羅「おいおい。トドメ
ささんと待ったれよ」
弥勒「普通やったらそこで
立ち上がるの待つとこや」
鹿角「そんな相手やないし
俺は魔人派閥やないしな。
タイマンの美学わからん」
素早くトドメをさせるなら
素早くトドメをさしていた
ロバートのやり方だった。
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