g-131話 つじつま

2022年12月2日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
飛燕「どうしたんや?
顔色悪くなってんぞ?」

正臣「お前は・・・
なんなんや?もしかして
元兵庫連合やったんか」

飛燕「んなわけないやろ
元兵庫連合やから知って
るって言いたいんか?」

正臣「そうやなかったら
つじつま合わへんやろ」

飛燕「そう?じゃあまぁ
それやったらそれでええ。
元兵庫連合と思ってくれ」

正臣「お前らなんやねん。
さっきからまともに話が
できんからわからんねん」

飛燕「わかる必要あるか?
俺とお前のタイマンに」

正臣「兵庫連合の名前が
出た以上・・必要がある。

お前ら・・・あの伝説の
水島さんと知り合いか?」

飛燕「・・伝説?水島が?
なんで水島伝説なんや?」

正臣「お前・・・ほんまに
元兵庫連合やったんか?

水島さんって言ったら・・
中学で兵庫連合結成して
喧嘩も強くて有名な人や

喧嘩も無敗やしそこらの悪
連中が道を避けてたんやぞ

太田さん・矢島さん・・・
秋田さん・犬伏さんの最強
の四天王とタイマン張って
勝ってさらに平岡さんが
自ら下についた人やぞ?」

??「平岡さんが?マジ?」

飛燕「平岡って誰や?
そんな奴おったっけ?」

??「元兵庫連合副総長で
尼崎連合の相談役やった
もう引退してるけど・・
俺らの・・・大先輩や」

飛燕「あー。副総長かぁ。
なんか頭ええのおったな」

正臣「お前が・・・その
俺らの大先輩の知り合い
やったら俺は何もできん」

飛燕「面倒なやっちゃなー
俺らと水島は関係ないから
安心しろって。ちなみに
赤井とも関係ないから」

正臣「赤井・・・?まさか
神戸連合の赤井さんか?」

飛燕「そうそう。武器使い
まくるあの赤井。あいつも
関係ないから安心してや」

正臣「赤井さん・・まで。
なんで・・・お前らは伝説
の人達知ってるんや・・」

飛燕「はぁ・・・なんで
赤井まで伝説なるかなぁ」

正臣「もう・・・無理や。
俺のかなう相手やない」

正臣の心は・・・折れた。
出てくる名前が悪すぎる。

飛燕「おい。なんやねん。
一気にやる気失くすなや」

正臣「俺の負けや・・・
好きにしてくれや・・・」

飛燕「えっ?なんでや?」

正臣「俺じゃ・・勝てん。
伝説知ってる連中に・・」

正臣は全てを諦めた。
もう抵抗する様子がない。

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