g-121話 精一杯

2022年11月22日火曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
陽炎「いつでもいいぞ。
残りもかかってこーい」

??「てめぇ・・・」

陽炎「なんてった?声が
震え上がってるやんけ」

周りは萎縮して動けない
微かに声を出すのが
精一杯だった。

不知火「おーい。陽ちゃん
もうええんちゃうかぁ?」

不知火が近づいてきた。

相手の連中がもうびびった
のを見て止めに入った。

御堂「総長。ちょっとここ
で待っといて下さい」

浩二「ちょっと行ってくる
話ししてきますんで」

そして・・それを見て・・
御堂と浩二が近づいてきた

??「御堂隊長・・・」

御堂「下がっておけ・・」

??「はい・・・」

??「副総長・・・」

浩二「お前らも下がっとけ
ここにおられると邪魔や」

??「はい・・・」

兵隊達は下がっていった。
3つ巴の状態になった。

浩二「先に礼を言っておく
・・・ありがとうな」

陽炎「なんのことや?」

浩二「今下がっていった
連中うちの奴らなんや・・
逃がしてくれたやんけ」

陽炎「追いかけるほどの
ことはされてへんしなぁ

それにメンツあるやろ?

後には引けないっていう
暴走族のメンツが邪魔に
なってるようやったし」

不知火「そんな時は誰か
が止めたらんとなぁ~」

御堂「すげぇな・・・
お前らただ暴れてるだけ
やないんやな・・・」

トップ同士で話をする。
抗争の経緯を聞いていく

不知火「なるほどなぁ。
うちらが喧嘩の邪魔を
したってことなんかぁ」

陽炎「ごめんな。なんか」

浩二「あっ・・・ああ」

御堂「軽いな・・・お前」

すっごい軽く謝ってくる。

本来なら喧嘩になるのだが
実力の違いをもう見ていた

陽炎「つーか邪魔したんは
元はと言えば死神やしな」

不知火「確かに」

陽炎「俺ら関係ないねんな
当たり屋とのもめごとは」

御堂「当たり屋ちゃうわ。
そこはちゃんとしてくれ」

陽炎「したくてもなぁー。
今のまんまじゃなぁ?」

不知火「ええんか?お前ら
当たり屋呼ばわりされて」

浩二「どういうことや?」

陽炎「俺達は当たり屋じゃ
ないって証明したらんと」

不知火「暴走族は気合と
根性・・・そんだら後は
勇気を見せてやろうや」

陽炎「あっはっはっは。
そやなぁ~。ここは丁度
海側やから丁度ええわ」

御堂「なんなんや?」

浩二「どういうことや」

陽炎と不知火は敵なのか
味方なのかがわからない

まじめに暴走をやってきた
浩二と御堂にはわからない

個の集団の繋がり方が・・

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