g-116話 カルシウム

2022年11月17日木曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
御堂「おまえらぁ・・・
わかってんのかぁ。自分ら
のやった事ってのがぁ」

不知火「何やったっけ?」

御堂「関西連合と尼崎連合
の喧嘩の邪魔してんねんや
それがどういうことなんか
わかってへんとは言わせん
からなぁ。このボケがぁ」

月読「悪いんやけど・・・
この人らわかってへんよ」

飛燕「そんな怒って言う
ほどの事ちゃうやんけ。
カルシウム取りなさい」

御堂「もう・・許さん。
お前ら・・・全殺しや」

陽炎「はいはい。じゃあ
早くかかってきなさい」

浩二「待てぇ。御堂」

御堂「あ?なんや・・」

浩二「お前・・簡単に
煽られてしまうなや」

御堂「・・・あ?」

浩二「そいつら・・・
わざと煽ってるねんや。

わざとイライラさせて
怒らせてるところを
冷静にシバいてるねん」

不知火「おー。すごーい」

御堂「そういう事か・・・
お前らの手口ってのは」

音叉「ばれちゃったね~。
陽炎苦戦すんじゃない?」

陽炎「おー。そやなぁ~」

インカはあっさり認める。
やたらと軽いが・・・

御堂「そうとわかったら
こっちのもんや。まとも
にやったら俺の勝ちや」

御堂に気合が入った。
対抗できると希望を持つ

陽炎「じゃあやろうかね
手口ばれちゃったし~」

ばれちゃったとか言うが
実際ばれてもなんでもない

相手にのっかってるだけで
実際起こった事に対しての
対応をしているだけにしか
過ぎない・・・

もしこんなのが手口で
ずっとやってきてたのなら
誰もインカを避けていない

インカは勝てる可能性を
とにかく奪ってくる。

インカはいつだって相手の
考えや想像の上をいってた

相手の考えや想像が合って
いようがなかろうがいつも
当たったように見せかける

相手が気づいたと勘違いを
して気持ちよくなっている
ところを簡単に裏切る。

そして絶望へ落としていく

陽炎「さっ。来いって」

御堂「いったるわ・・・」

浩二「御堂。やめとけ・・
俺らじゃそいつらと喧嘩を
しても・・・勝てへんぞ」

不知火「・・・あれ?」

浩二だけが何かに気づいた

どうやっても勝てないと
いう雰囲気を感じていた。

そして・・・5分後・・・

関西連合と尼崎連合の残党
がたくさん集まってきた。

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