不知火「寒いな・・おい。
冬に海ってアホやない?」
列空「ううっ。寒いな」
死神「あー・・・きっつ。
酔い冷めにはちょうどええ
陽炎の運転きっついわ」
陽炎「死神もあんなんや。
いちいち文句言うなや」
ドッドッドッドッド・・・
陽炎「お?なんや?」
不知火「あー。さっきの。
死神にやられた奴かぁ~」
御堂「お前らぁ逃がさん。
もう逃げられんからなぁ」
浩二「・・・」
御堂と浩二が追いかけてた
バイクを降りて構える。
音叉「死神~。相手したれ
さっきの奴まだやる気や」
死神「あ~。無理。
今はちょっと休ませてや。
陽炎。変わりに頼むわ」
陽炎「しゃあないなぁ~」
死神が車酔いしていたので
陽炎が前に出てきた。
死神の代わりに相手をする
だが・・・
浩二「・・・待ってくれ。
ひとつ聞きたい事がある」
浩二が割って入ってくる。
不知火「ん?なにかな?」
浩二「あんたら・・・尼崎
の者やないやろ?」
不知火「さぁ~。それは
どうなんでしょうね~」
不知火は答えない。
どうでもよかったから。
御堂「あ?何言ってんのや
そいつら777ちゃうんか
車に777のステッカー
貼ってるやんけ」
不知火「あ~。そうそう。
俺ら777やったわぁ」
浩二「尼崎やないはずや。
俺らの喧嘩邪魔する奴らは
尼崎にはおらへんねんや」
不知火「へー。そうなん?
それは知らんかったなー」
御堂「じゃあ・・なんや?
こいつらの目的ってのは
なんやねんや?」
浩二「それがわからん・・
それが聞きたいねんや」
尼崎最強の座をかけての
邪魔をする理由・・・
それが彼らは知りたかった
陽炎「目的とかないって。
理由もなんもないねんな」
陽炎があっさりと答える。
浩二「・・・なんやと?」
御堂「・・・あ?」
その答えにいらつく2人。
目的もないのに尼崎の族の
喧嘩を邪魔したのか?
不知火「たまたま当たった
のがお前らだっただけや」
音叉「しゃあないねん」
御堂「おま・・・えら・・
そんなんで邪魔したんか」
陽炎「ちなみに邪魔したん
はあっこで休んでるのな」
死神「あー。気持ちいい。
冷たい風が優しいわぁ~」
死神は寝っころがっていた
夜風に当たり休んでいた。
0 件のコメント:
コメントを投稿