浩二「しっかり捕まっとけ
落ちへんようにな・・・」
正臣「う・・・ああっ」
浩二は正臣を助ける。
正臣はぐったりしていた。
御堂「足立総長・・・
しっかりしてください」
足立「つっ・・・あっ」
御堂「大丈夫なんか・・
意識が混濁してるやん」
御堂は意識がはっきりと
していない足立を助ける
そして散会のように散る。
みんなバラバラに逃げた。
抗争で倒れたバイクや
抗争で使われた木刀や
バットなどは押収されて
倒れている者だけが・・・
捕まってしまっていた。
警察「すごいな・・・
この荒れ方は・・・」
広域連合同士の抗争の現場
の後は生々しい血の後や
血痕が残り木刀にも血が
たっぷりついていた。
そして・・・現場から移動
をした残りの連中は・・・
御堂「逃がさんからなぁ。
あいつらだけは・・・」
浩二「・・・」
死神達の乗っている車を
追跡し追いかけていた。
運転しているのは陽炎。
信号無視を繰り返してた
音叉「陽炎~。もうちょい
安全運転してくれんか?」
陽炎「無茶言うなや。
マージン多少残してる
つもりやねんけど」
不知火「どこがやねん。
酔うぞ?俺はもう酔う」
飛燕「我慢したれって」
列空「飛燕また前やから
ってゆったりしやがって」
音叉「なんか言ったれや。
おいっ。死神~」
死神「話しかけんなって。
もう吐きそうやから・・」
音叉「うわぁ。吐くなよ?
不知火。助けてくれやぁ」
不知火「・・・無理」
車の中は・・・うるさい。
余裕がまだまだありすぎる
武庫川あたりにまで来た時
警察が包囲をして張ってた
ので武庫川を下っていく。
阪神高速も下り平左衛門町
まで下って降りていった。
浩二「こっちは・・・
行き止まりのはずや・・」
御堂「しめた。こっちは
行き止まりやからなぁ。
これで逃げられへんぞ」
陽炎「あれ?行き止まり?
おーい。ゴールみたいや」
音叉「じゃあ止まってくれ
死神いつ吐くかわからん」
陽炎「はいはい」
突堤の手前で車を止める。
人気のない場所についた。
周りはただの工業地帯。
周りに広がるのは海だった
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