g-111話 当たり屋

2022年11月12日土曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
チャッ・・・バタンッ・・

車の扉が開き人が出てきた
黒いコートの連中だった。

死神「コラぁ。てめぇらぁ
人が安全運転してんのに
何ぶつかってきてんねん」

人を轢いておいて・・・
ぶつかってきたって・・・

この言い分・・無茶苦茶だ
でもその無茶苦茶を通す。

不知火「あーあ。死ぬな。
殺されんうちに逃げてや」

陽炎「ただでさえ慣れへん
運転してて苛立ってるから
手つけられへんからな~」

田部「誰じゃあお前らぁ。
人轢いとって何が安全運転
やねん。殺すぞコラぁ」

死神「お前か。俺の安全
運転邪魔したボケはぁ」

死神が怒り狂っていた。
田部に八つ当たりする。

田部に近づいていった。
田部も近づいてきていた

間合いに入った瞬間・・
迷わず死神がどつく。

逆突きでみぞおちを殴り
安全靴で脇腹を蹴りこむ

陽炎「お~。空手や。
そんなむかついてんのか」

一撃に主を置く打撃で
悶絶させていた。

田部「がっ・・・」

田部は声が出ない。
痛みが後から襲い出す。

その場に倒れ腹を押さえ
静かに倒れこんでいた。

死神「何倒れてんねんや
安全運転邪魔しといて
許されると思ってんのか
おっ?コラぁ。ボケが」

倒れ込んだ田部をさらに
蹴りこみトドメまで刺す

田部は意識を失った。

御堂「田部が・・・
あんな簡単に負けた?
誰やねん・・あいつら」

浩二「あれは・・・
あん時の・・・連中か」

浩二は田部を助けに行く
死神に向かっていった。

浩二「おい。やめろや」

死神「やかましいボケ。
お前も当たり屋の仲間か」

バキイッ・・・

浩二「ぐあっ・・・」

陽炎「あーあ。かわいそう
被害者増えるだけやのに」

不知火「当たり屋やってよ
かわいそうやな。なんか」

浩二が巻き添えをくらう。

どう見ても暴走族なのに
当たり屋にされていた。

すぐ止めれなそうなので
体を張って田部におぶさる

浩二「やめてくれや・・・
ちょっと落ち着いてくれ」

死神「あ?」

浩二「なんや・・・こいつ
のこの怖さって・・・」

死神の圧力が異常だった。
本当に殺すつもりだった。

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