g-110話 最後の気力

2022年11月11日金曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
足立「お前らみたいなんが
尼崎最強名乗んなやぁ」

バキイッ・・・

正臣「ぐあっ・・・」

ドサッ・・・

正臣は何度も倒される。
もう限界なのは見えていた

足立「もう負けを認めろや
この喧嘩俺らの勝ちやろ」

正臣「まだ・・・や・・・
俺はまだやれんねんやぁ」

バチインッ・・・

正臣はまだ反撃をする。
最後の気力を振り絞ってた

足立「殺したるわ」

正臣「やってみいや・・・
俺はぁ・・・負けへん」

タイマンがまだ続く。
正臣はまだやれていた。

足立「こいつ・・・
なんでこんなやれる?」

正臣「俺らが・・最強や」

足立と正臣が距離をとり
少し対峙をしていた。

その時だった・・・
周りが突然騒ぎ出した。

??「うわぁ~」

??「逃げろ逃げろ」

後ろの方が慌てだす。

足立「なんや・・・?
警察でも来たんか?」

プップープププーッ

クラクションを鳴らす
音が聞こえ出した。

正臣「・・・なんや?
音が近づいてきてんぞ」

だんだんと音が近づく

近くまでやってきた時
一斉に道が開いた瞬間

突然車がやってきた。
そして・・・

ドンッッ・・ドンッ・・

正臣「ぐわっ・・・」

足立「がはっ・・・」

車が2人を跳ね飛ばした
スピードは50kmぐらい
で吹き飛ばしてきたが

スピードはゆるめずに
真っ直ぐぶつかってきてた

轢いて振り払って止まった

浩二「おい。正臣。正臣ぃ
しっかりせんかいやぁ」

正臣「うっ・・・あっ」

浩二「よかった。息はある
なんとか大丈夫そうやな」

御堂「総長・・・総長。
大丈夫ですか?」

足立「つっ・・・まぁ・・
なんとか・・・大丈夫や」

お互い総長の安否を確認し
怒りの矛先が相手に向かう

田部「汚いぞぉ。コラぁ。
関西連合ふざけんなやぁ」

御堂「なんやと?コラぁ。
お前らの仲間ちゃうんか」

お互い・・・共に敵が
やったとまず思っていた。

勝てないとわかったから
強攻策にでてきたと・・

頭に血が上っている時は
まともに考えられない。

だけど・・・気づく。
お互いの総長を轢いてる
事の違和感に気づいた。

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