g-96話　何処の奴ら

??「すげぇな。今の・・
見てたか？浩二？」

浩二「あぁ・・・警察を
相手にしてへんかったな

あんな簡単に逃げ切る
とは思ってへんかった」

??「すごいのおんなー。
この辺の奴らちゃうなぁ
何処の奴らなんやろ？」

浩二「おいおい・・・
正臣が認めたらあかん。
俺らの頭やねんからや」

正臣「あれは認めるやろ
まぁ・・・えっかな。

あーいうのとは関わる
ことないやろしな」

浩二「もし関わったら？
当然今までと同じように
ぶち殺すだけやろ？」

正臣「どうやろうなぁ？
そこら辺と同じような族
やったらぶち殺すけど。

あーいう頭のええのとは
関わりたくはないねんや

あーいうわからん連中は
揉めるとええ事ないねん」

浩二「おいおい・・・
尼崎連合の頭が言ったら
あかん台詞ちゃうか？」

正臣「はっはっは。まぁ
兵庫連合が解散した時に
言われてた事あんねん」

浩二「もしあいつらが
関西連合の連中やったら
どうするねんや・・・？
それでもやらへんのか」

正臣「関西連合にあんな
連中はおらへんやんけ。

まぁ・・・でも・・・
ただぶち殺すだけやな。
今日決着つけたるから」

浩二「それでええねん。
総長の弱気は士気が下がる
いつでも強気でおってや」

正臣「ははっ。悪いな」

尼崎でも・・もめていた。
この時期は何処でも揉める

そして・・別の場所で・・
とある集会が開かれていた

??「いいかぁ。お前らぁ。
尼連とぶつかるからなぁ」

??「おおおっ!!」

??「総長から話がある。
しっかり聞くように」

足立「おう。お前らぁ。
今日で調子ん乗ってる尼連
ぶっ潰すからやぁ。
気合入れて走れやぁ。

尼崎最強は俺ら関西連合や
それを証明したんぞ～」

??「おおおおおっす」

その数ざっと２００人。
阪神の広域連合だった。

関西連合と言っても
尼崎支部の一部に過ぎない
がその勢力は大きかった。