g-79話 器の違い

2022年10月12日水曜日

④最終章-無秩序な暴力-

t f B! P L
月読「あのー。話の途中
で割り込みますけど」

死神「ん?なんや?」

月読「俺らは次の代に
残る気ありませんから」

魔人「あ?なんでや?」

閻魔「中学の時に先輩ら
しか見てきてなかったし

俺らがトップのインカは
支配できないでしょう」

月読「器の違いってのが
俺らわかってますから」

死神「トップになんのに
放棄してまうんか?」

鹿角「今までとは違って
自分の好きな様にインカ
を構築できるねんぞ?」

月読と閻魔は十傑と
言っても内部での立場は
全くなかった・・・

会議の時も発言する事は
無くいつも聞くだけ・・

これからは・・・自分ら
がトップになる事で好き
なようにできるのに・・

放棄をするのが・・・
全員わからなかった。

閻魔「たぶん・・・
皇帝も帝もおんなじだと
思いますよ?だから・・
ここにいないんですよ」

死神「どういう事や?」

月読「立場が違うので
御幣がありますけど・・

ロバートさんのいない
インカはどうでもいい
んじゃないですか?

俺らは・・・死神さん
や魔人さん。それに十傑
のみなさんがいないなら
どうでもいいんですよ」

皇帝と帝はインカの中で
最も自由を与えられてた

その分権力はない。

十傑は隊の長であり下に
10人ずつ兵隊がいた。

なので自分勝手な行動は
出来ないが権力はある。

まずその違いがあった。

そしてロバートの右腕と
左腕であって幼馴染でも
ある皇帝と帝にとって
他の三神や十傑よりも
ロバートがいない事の方
が重要だと言っていた。

そして月読と閻魔は会議
をよくしてた死神と魔人
や他の十傑らの方と時間
を多く過ごしてるので
ロバートがいないインカ
よりみんながここにいる
方が重要と言う事だった

死神「・・・ええんか?
俺今日で引退するぞ?」

魔人「・・・俺もや」

死神と魔人は・・・
明日で引退を決めていた

ロバートがいなくなった
ちょうど7日目を・・・

そして・・・相談をした
わけでもなく他の十傑も
引退する事を決めていた

月読「ええ。じゃあ俺ら
も明日で引退しますよ」

閻魔「俺ら別に先輩らに
まだ残ってほしくて取引
かけたりしてませんよ」

魔人「ふん。後悔するぞ
撤回するなら今やぞ?」

月読「しませんって」

閻魔「突然終わりは来る
もん・・でしたよね?」

月読と閻魔は揺らがない
覚悟を決め込んでいた。

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