g-75話 新神戸

2022年10月8日土曜日

③-大学卒業-

t f B! P L
父「・・・何も言えないな
まさかそんなに色々と経験
してきてるとは・・・」

蓮「人に言っても褒めれる
事ではないですけどね」

真帆「蓮は言わない人だよ
パパは自分の事を良く言う
人を選ぶより言わない人を
選びなさい言ってたよね」

父「そう言ってたね」

真帆「真帆はそういう人を
ちゃんと選んでるんだよ。
たまたまだったけどね」

父「・・・そうか。野田君
真帆をよろしく頼みます」

蓮「はい。わかりました」

母「私からもお願いします
真帆を幸せにして下さい」

蓮「それは分かりません。
こんな大きい家に育って
きた真帆を幸せにするのは
たぶん僕には無理ですよ。

そういう約束はできません
けどこれなら約束できます

真帆を不幸にはしません」

真帆「真帆は不幸になんて
ならないからママもパパも
安心してたらいいからね」

できる約束だけをした。
できない約束はできない。

母「よろしくお願いします
いつでもこっちに帰って
きてもらっていいからね」

蓮「ありがとうございます
また寄らせてもらいます」

父「真帆も知らない間に
ちゃんと成長してたなぁ」

真帆「蓮と一緒にいたしね
そりゃあ成長するって~」

その後も食事をしながら
夜は更けていった・・・

そして・・・翌日・・・

蓮「お世話になりました」

真帆「じゃあね。またね」

真帆の両親に挨拶をして
俺と真帆は出て行った。

そして電車に乗って新幹線
に乗って神戸に向かった。

真帆「あ~。緊張するぅ」

蓮「そういえばそうか。
真帆は初めてやったっけ」

真帆「うん。そうだよ」

蓮「別にたいした事ないわ
気軽にしとったらええで」

真帆「そんなん無理だし」

真帆を無視して俺は寝た。
そして気がつけば着いてた

真帆「うわぁ。神戸やぁ。
めっちゃ大きいねぇ~」

蓮「真帆~。こっちやで」

真帆「待ってよ~」

荷物を降ろして新神戸駅に
降りて須磨へ向かった。

蓮「真帆。次で降りるよ」

真帆「うん。わかったぁ」

須磨の駅について降りた。

蓮「うーん。懐かしいな」

??「でよ~。この前六甲山
の下りでちぎってんやわ」

??「マジで?最速やんけ」

駅前で話しているバイクに
乗る連中の話を聞いていた

喧嘩が強いよりも・・・
誰が一番速く走れるかだ。

蓮「変わったなぁ・・・」

真帆「ちょっと待ってよ。
ゆっくり歩いてほしいし」

蓮「あぁ。ごめんごめん。
ほら真帆。手をとれって」

真帆「ありがとっ」

真帆に手を差し伸べた。

そして俺の実家に真帆を
連れて向かっていった。

外伝- 大学卒業- 完

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ