真帆「れ~~ん。待って」
蓮「うわっ。なんやねん」
真帆が俺に抱きついてくる
もう慣れていたけど・・・
真帆「もうすぐ卒業やけど
神戸にはいつ行く予定?」
蓮「2月に学生マンション
引き払うから・・3月1日
だけ真帆の親のところに
泊まらせてもらうから・・
3月2日になるかなぁ?」
真帆「結婚はどうする?」
蓮「3月中に籍入れるか」
真帆「もうすぐやんかぁ。
結婚式はどうする~?」
蓮「6月ぐらいかなぁ?
ジューンプライドやし」
真帆「ちゃんと考えて
くれてたんだねぇ」
蓮「去年から結婚を前提に
付き合ってたんやからな」
真帆「めっちゃ嬉しいな」
そして卒業式を迎えた。
卒業証書を受け取ってから
ひとまず家に帰った。
最後は学校のみんなと一緒
に居酒屋で集まって飲んだ
女「あたしさぁ。実は結構
野田君好きやったんだぁ」
蓮「えっ?そうなん?
そんなん気づかんかった」
女「でも野田君さぁ・・・
あの近藤さんと付き合って
るから無理って思って」
蓮「俺もよく3年も一緒に
おるって思ってるねんな」
真帆の事を聞かれていた。
真帆があんなに俺になつく
のが不思議そうだった。
俺も不思議だったけど・・
女「でもさぁ。みんなと
会えるのも今日で最後って
思ったら寂しくなるね~」
男「そうかなぁ?俺は就職
近くなんだけどなぁ」
男「俺もそうだけど」
女「あたしもそうかな」
みんなが俺を見ていた。
俺だけ黙ってたけど・・・
蓮「俺だけ違うんかな?」
女「野田君どこなん?」
蓮「俺は神戸に帰るねん。
せやから今日で最後やわ」
男「そうなんか?じゃあ
近藤さんはどうするん?」
女「別れるの?」
蓮「いや。結婚する予定。
神戸についてくるねんて」
全員「え~~。うそぉ?」
男「玉の輿のるのか?」
蓮「そうそう。玉の輿や。
でも神戸で生活するから
玉の輿の意味ないねんや」
女「え~。すごーい。
おめでとう。野田君」
蓮「あぁ。ありがとう」
かなり驚かれていたけど
一応祝福してくれていた
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