g-72話 居酒屋

2022年10月5日水曜日

③-大学卒業-

t f B! P L
真帆「れ~~ん。待って」

蓮「うわっ。なんやねん」

真帆が俺に抱きついてくる
もう慣れていたけど・・・

真帆「もうすぐ卒業やけど
神戸にはいつ行く予定?」

蓮「2月に学生マンション
引き払うから・・3月1日
だけ真帆の親のところに
泊まらせてもらうから・・
3月2日になるかなぁ?」

真帆「結婚はどうする?」

蓮「3月中に籍入れるか」

真帆「もうすぐやんかぁ。
結婚式はどうする~?」

蓮「6月ぐらいかなぁ?
ジューンプライドやし」

真帆「ちゃんと考えて
くれてたんだねぇ」

蓮「去年から結婚を前提に
付き合ってたんやからな」

真帆「めっちゃ嬉しいな」

そして卒業式を迎えた。
卒業証書を受け取ってから
ひとまず家に帰った。

最後は学校のみんなと一緒
に居酒屋で集まって飲んだ

女「あたしさぁ。実は結構
野田君好きやったんだぁ」

蓮「えっ?そうなん?
そんなん気づかんかった」

女「でも野田君さぁ・・・
あの近藤さんと付き合って
るから無理って思って」

蓮「俺もよく3年も一緒に
おるって思ってるねんな」

真帆の事を聞かれていた。
真帆があんなに俺になつく
のが不思議そうだった。

俺も不思議だったけど・・

女「でもさぁ。みんなと
会えるのも今日で最後って
思ったら寂しくなるね~」

男「そうかなぁ?俺は就職
近くなんだけどなぁ」

男「俺もそうだけど」

女「あたしもそうかな」

みんなが俺を見ていた。
俺だけ黙ってたけど・・・

蓮「俺だけ違うんかな?」

女「野田君どこなん?」

蓮「俺は神戸に帰るねん。
せやから今日で最後やわ」

男「そうなんか?じゃあ
近藤さんはどうするん?」

女「別れるの?」

蓮「いや。結婚する予定。
神戸についてくるねんて」

全員「え~~。うそぉ?」

男「玉の輿のるのか?」

蓮「そうそう。玉の輿や。
でも神戸で生活するから
玉の輿の意味ないねんや」

女「え~。すごーい。
おめでとう。野田君」

蓮「あぁ。ありがとう」

かなり驚かれていたけど
一応祝福してくれていた

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