母「私は最初真帆が会って
欲しい人がいるって言われ
蓮君の話を聞いた時にお金
目当てで付き合ってるのか
と思っていました。それは
真帆の父親も一緒でした」
蓮「まぁ。そうでしょうね
あんな金持ちとは思っては
いなかったですから・・」
母「真帆から何度も聞いて
一度も会いに来ない蓮君が
だんだんと不思議になって
妙に気になってたんです」
蓮「そうですか?でも僕は
真帆とこんなに長く続くと
思ってませんでしたけど」
真帆「えっ?そうなん?」
蓮「お前モテてるやんけ。
他の金持ちの方に行くって
思ってたんやけどなぁ?」
母「まぁまぁ。それでね。
私達は今まで真帆に苦労を
させずに育ててきてまして
我慢というのをさせずに
自由にさせてきたんです」
蓮「見ればわかりますよ」
母「でも大学に入って蓮君
と一緒にいる時ぐらいかな
真帆が料理を覚えたいから
教えてって自分から言って
きた事があるんですね」
蓮「料理できてませんが」
真帆「ちゃんとできるよ。
蓮が料理上手いだけだし」
母「真帆がこうやって
楽しく過ごしてるのを見て
蓮君の行動も見ててですね
蓮君がよろしければ真帆と
結婚して頂けませんか?」
蓮「・・・はいっ?」
母「真帆とも色々話をして
決めたことなんですけど」
蓮「いやいや。待って。
僕はまだ大学生ですよ?」
真帆「結婚を前提として
付き合うってことだよ?」
蓮「いや。違うねんって。
あのね。俺は大学卒業後は
兵庫県に帰るんですよ?」
母「はい。知ってますよ」
蓮「病院あるんですよね?
真帆がいなくなったら病院
の跡継ぎどうするんです?
真帆は医者とかと結婚せな
あかんのちゃいますか?
お金のある生活ができる人
じゃないとダメでしょ?」
母「確かにその方がいいと
言うのが本音ですけどね。
やっぱり娘で心配ですから
しかしですね・・・
真帆はお金があっても人が
いないのは嫌と言いまして
お金のある1人での生活は
卒業して残りの人生は蓮君
に養ってもらうそうです」
蓮「税込20万ですけど。
そんな生活考えれます?」
母「よくわかりませんが」
真帆「ママはお嬢様だから
お金の事よくわかってない
病院持ってるのママの方」
蓮「えっ?そうなんか?」
真帆「うん。なんか他にも
いっぱい持ってるよね?
マンション1棟とか株とか
なんかいっぱいあるよね」
母「少しだけですけどね」
蓮「あら~。間違ってた」
まさか・・・この母がお金
を持ってたとは思わない。
真帆の父に言われるがまま
生活していると思ってた。
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