それから日にちが過ぎて
翌週の水曜日になった。
車で迎えに来てもらって
どっかへ向かっていった
母「さっ。着いたよ~」
蓮「なんや・・・?ここ」
真帆「中華料理の店やで」
蓮「いや。わかるけどや」
やたら大きなお店だった。
高級中華料理屋だった。
真帆の母が中に入っていく
俺達も後をついていった。
母「すいませーん。予約
していた近藤ですけども」
??「近藤様・・・はいっ!!
少々お待ち下さいませ」
少し待つと店長と書かれた
人がやってきていた。
店長「お久しぶりです。
近藤様。あちらのお部屋を
ご用意しておりますので」
母「はい。お願いします」
店長について歩いていった
店長「こちらでございます
ごゆっくりどうぞ」
蓮「はい。すいませーん。
・・・なんや?これは?」
やたらと大きい部屋だった
それに夜景が一望できてた
たった3人なのに・・・
蓮「絶対・・・おかしい」
母「ささっ。蓮君座って。
好きな物頼んで下さいね」
蓮「はい・・・」
とりあえずメニューを見る
蓮「なんや・・わからん」
ラーメンとかチャーハン
とか書いてはなかった。
メニューの名前が難しい。
全部料理名が長かった。
母「どうしたの?中華料理
はもしかして苦手なの?」
蓮「いえ。あの・・・その
料理名がわからなくて」
真帆「コースにしようよ。
その方がいいと思うけど」
母「あ~。そうね。では
この一番高いコースで」
蓮「高いコースって・・・
なんやねん。この金額は」
高いコースの料理は1人前
13万円もしていた・・・
3人で・・・39万円・・
こんなのは無理だった。
蓮「いえ。僕はこの下の
コースで結構ですけど」
母「遠慮せんでいいよ。
高いコースを3つにして」
店長「かしこまりました。
それではごゆっくり」
店長が一礼をして去った。
蓮「・・・すいません」
母「いえいえ。こちらこそ
以前の非礼をお詫びします
申し訳ございません」
蓮「そんなん辞めて下さい
頭下げられても困ります」
真帆の母は何度も何度も
俺に頭を下げていた。
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