真帆「やっぱり・・・他の
女のとこ行ってたんやろ」
蓮「行ってないって。
そんな女おらへんって」
真帆「嫌だ。別れへんよ」
蓮「いや・・・あかんねん
俺はこの前言ってたやんか
兵庫に第一志望があるって
昨日そこ受けてきたんや」
真帆「えっ・・・?」
蓮「そんでなぁ・・・
昨日の面接ですぐ内定を
出してくれたんやんか。
せやから・・・あかんねん
俺は卒業したら神戸に戻る
それがもう決定したんや」
俺は真帆に内定のコピーを
見せた。本書は実家に置き
大事に保管しておいてる。
真帆「うそ・・?なんで」
真帆は日付を確認していた
確かにそれは昨日だった。
蓮「これでわかったやろ?
もう俺は真帆と一緒にいる
理由なんてなくなってん」
真帆「理由じゃないよ。
あたしの気持ちは無視?」
蓮「新しい人探せばいい。
真帆ならすぐ彼氏できるわ
俺と真帆は育ちが違うしな
真帆はもっと金を持ってる
ような人と付き合えばいい
それが真帆にとって幸せや
お前は幸せになればいい」
真帆「嫌だ。絶対嫌やぁ」
蓮「帰ろうか。送るから」
真帆「嫌。帰らへんって。
蓮の家に泊まるもん・・」
蓮「あかん。あんな家に
住んでて何言ってるねん。
ちゃんと帰って親と一緒に
時間を過ごしてあげろや」
真帆「嫌・・・蓮がどっか
行くのは嫌やもん・・・」
蓮「俺はどこも行かへんよ
さぁ。送るから。帰ろう」
俺は真帆の腕を掴み真帆の
荷物を持って外へ出て行く
真帆「嫌やぁ。嫌ぁ・・」
蓮「わがまま言うなって」
俺は真帆を無理矢理連れて
真帆を家まで送って行った
ピンポーン・・・
家のチャイムを鳴らした。
蓮「すいませーん」
??「はい?」
蓮「野田ですけども~
娘さん送ってきましたぁ」
??「まぁ。蓮君?
ちょっと待っててね。
すぐそっちに行くから」
出たのは真帆のお母さんだ
お父さんだったら困ってた
蓮「こんばんわ」
母「こんばんわ。この前は
大変色々と失礼しました」
蓮「いえいえ。こちらこそ
ご迷惑をおかけしまして」
真帆の母と話をしていた。
真帆の母親は丁重だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿