??「はい。こちら・・・」
蓮「あのっ。すいません。
野田と申しますけども」
??「お世話になります~」
蓮「あの。宮根さんを
お願いします」
??「・・・宮根ですか?
少々お待ち下さいませ」
保留音が流れていた。
俺は緊張して待っていた。
宮根「はい。宮根ですが」
蓮「あのっ。すいません。
ほんとおひさしぶりです。
野田です」
めっちゃびびってしまった
昔死神さんに殺されそうに
なったこともあった・・・
いい思い出が少なすぎる。
宮根「なんの用やねんや」
蓮「あの。龍太からですね
昨日履歴書入れて電話を
してこいと言われまして」
宮根「お前日本語おかしい
ちゃんと説明してくれや」
蓮「あの・・すいません」
心臓がバクバクいっていた
電話で話しているだけだが
殺されるような気がしてた
過去って・・・恐ろしい。
なんとか細かく説明をした
そうすると・・・
宮根「あ~。電話やったら
よくわからんから来いや。
そのまま面接したるから」
蓮「はいっ。お願いします
いつ行けばいいですか?」
宮根「そやなぁ。今日や」
蓮「今日?今日ですか?」
宮根「時間は昼からやなぁ
1時過ぎぐらいに来いや」
蓮「1時過ぎって・・・
そんな適当なんですか?」
友達との待ち合わせ感覚で
言われると本当に困る。
面接に1時過ぎに来いって
言うのはこの人ぐらいだ。
宮根「ほな。待ってるわ。
じゃあまた後でな~」
蓮「あっ。ちょっと~」
ツーツーツーツー・・・
電話を切られていた。
まさか今日って言われる
とは思っていなかった。
蓮「今10時過ぎか・・・
あかん。早く用意しよ」
しかも3時間後って・・
相変わらず無茶苦茶だ。
だけど俺は知っていた。
俺の対応能力を試してる
インカのやり方だった。
突然の事に対応ができる
かどうかはこういう時の
対応でわかってくるから
ロバートと一緒にいて
こういう事になれていた
蓮「よし。じゃあ行くか」
なんとか用意をして龍太の
スーツを勝手に借りて着て
面接に向かっていった。
0 件のコメント:
コメントを投稿