余裕が多くあるとだらけて
知らない間に楽に溺れる。
今の俺は・・ダメだった。
昨日龍太に言われて思った
高校の頃より輝いてない。
あの頃みたいに燃えてない
ロバートや瀬戸がいたから
輝けていたんだろう・・・
あの2人がいたら誰だって
輝けていたから・・・
ついてってた俺がたまたま
輝けてただけと認識した。
と同時に俺は上に立てれる
ような器と違う事に気づく
蓮「あ~あ。あかんなぁ。
やっぱり・・俺は1人じゃ
なんもできへんもんなぁ。
残りの人生はあの人達に
遊んでもらわなあかんわ」
かなり気が楽になった。
そしてロバートと瀬戸が
いない今あの2人を知って
かつ同じレベルに立つ人と
一緒につるんでいたい。
やっぱりそう思った。
俺は1人じゃ輝けないから
夕方になり家に帰ってから
少しゆっくりしていた。
深夜になり龍太が帰って
きて今日の事を報告した。
龍太はお酒くさかった。
ちょっと飲んでたらしい。
蓮「今日行ってきてん」
龍太「あぁ。そうらしいな
さっきまで宮根君と峰君と
一緒に飲んでて聞いたわ」
蓮「えっ?そうなん?」
龍太「ポストに履歴書が
放り込まれとったって」
蓮「放り込んではないねん
ちゃんと入れたんやけど」
龍太「俺はよく知らんけど
蓮が何を考えてるんかが
よくわからんから1回電話
してこいって言ってたわ」
蓮「えっ?マジで?
いつ電話したらええん?」
龍太「それは聞いてない。
蓮の話しはついでやから」
蓮「・・・ついでって?」
龍太「どうでもええ話しや
俺はあの2人と遊んでてん
それがメインやってんや」
蓮「あー。そうですかっ」
俺の話しはどうでもいい。
確かにそういう人達だった
龍太「明日適当に電話して
みたらええんやないか?」
蓮「そうやなぁ・・・
早くしてる方がええよな」
龍太「俺は今日は早く寝る
じゃあな。頑張ってみろ」
蓮「わかった。ありがと」
その日の俺は本を読んで
翌日の電話の質疑応答を
想像し対策を考えて用意
していた。
蓮「御社と貴社は違うか。
です・ますは必要っと」
あの人達を相手にこんな
一般的な対策でいいのか
どうかは疑問だったけど
一般教養だから集中した
そして・・・翌日・・・
午前10時に電話をした。
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