龍太「なにぼやっとしてる
ねんな?さっさと履歴書を
買いに行って書けって」
蓮「えっ?今からか?」
龍太「いつする気なんや?
明日直接持っていくねんや
それぐらいの行動力なくて
認められると思ってるんか
大学入って甘くなったなぁ
ぬるま湯浸かってるんか?
高校の頃の蓮はすぐ動いて
行動してたもんやのにな。
族やめたらそんなんか?」
蓮「・・・うっさいわ」
龍太にバカにされていた。
でもそれしか言えなかった
俺は・・・ぬるくなってた
確かに・・そうだったから
龍太「チャンスは与えた。
後は自分でどうにかしろ。
これ以上は手伝わへんぞ」
蓮「わかった。ありがと」
龍太に言われたから・・・
俺はすぐに行動を起こした
コンビニに行って履歴書を
買ってその日の夜に書いた
蓮「すげぇ・・・2時間も
かかってしまったわぁ」
履歴書1枚書くのに2時間
もかけてしまっていた。
志望動機に悩んでしまった
蓮「後は・・・用意をして
これで・・・よしっと~」
明日の用意をしておいた。
全部用意をしてすぐに寝た
そして・・・翌日・・・
朝早くに向かっていった。
蓮「これで・・・よし」
教えてもらった住所に来て
ポストに履歴書を入れた。
蓮「ここで・・・宮根さん
達頑張ってるんやろなぁ」
小さい事務所みたいだった
だけどそれが必死で生きて
る事が伝わってきていた。
蓮「さて。帰るかなぁ~」
そして俺は帰っていった。
少し三宮を観光してから
家に帰ろうと思っていた。
しばらくして・・・
??「ふぅ。郵便多いなぁ。
あれ・・・?履歴書?」
事務員がポストの中を
調べて郵便物を見ていた。
女「社長。いいですか?」
宮根「うん。どうしたん」
女「ポスト見たら履歴書が
入ってたんですけど・・・
なんか聞いていますか?」
宮根「何も聞いてへんで。
もう新卒募集の締め切りは
終わってるねんけどなぁ」
女「どうしますか?じゃあ
履歴書はもう捨てます?」
宮根「返送しといてくれ。
捨てるのはあかんからな。
封筒の後ろに住所かなんか
書いてないか?」
女「書いてないんですよ」
宮根「あ~。うっとうしい
じゃあちょっと貸してや。
どいつや?失礼と恥じを
無視してきてるやつは。
俺がそんな奴を必要と思う
わけないやないけ。
勘違いしてるのおるなぁ」
宮根さんが封筒を開けた。
そして中身を取り出した。
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