g-52話 その為に

2022年9月15日木曜日

③-大学卒業-

t f B! P L
龍太が風呂に入ってご飯を
食べている時に話をした。

蓮「龍太は就職先ってのは
もう決まってるんかな?」

龍太「俺は就職せえへん。
独立しようと思ってる」

蓮「えっ?そうなんか?
なんの仕事する気なん?」

龍太「色々考えててなぁ。
探偵会社作ろうと思って」

蓮「探偵するんか?」

龍太「仲間らはおるしな。
どうせ長い人生やからな」

龍太は計画的だった。
大学の仲間達と一緒に探偵
会社を設立する気だった。

しかし・・・気になる・・

蓮「インカのみんなと一緒
に仕事はせえへんのか?」

龍太「色々考えててな・・
俺は一緒におってもあかん

俺は参謀やっただけやねん
みんなみたいにできへん」

蓮「一歩ひいてるんか」

龍太「やっぱりな・・・
みんなは俺なんかよりも
結果出してきてるからな」

龍太は自分が入っても
力になれないと悟っていた

だから一歩ひいていた。

蓮「そうか・・・」

龍太「どうしたんや?
なんでそんな暗なんねん」

蓮「俺就職活動なぁ・・」

龍太に俺の希望を話した。

龍太「な~るほどなぁ」

蓮「どうなってるんかも
わからんし新卒の募集って
やってんのかわからんし」

龍太「募集はしてたはずや
死神が前に言ってたから。
でも死神建築ちゃうけどな
貿易やってるはずやから」

蓮「えっ?そうやっけ?
バーとかじゃなかった?」

龍太「そっちは峰君達が
やってるねんけどな」

蓮「うーん。変わってる」

俺が知っている時代とは
変わって分社化していた。

蓮「建築はないんかなぁ?
俺建築しかわからんけど」

龍太「なんや?もしかして
蓮の就職活動って・・・」

蓮「そうやねんや・・・」

龍太は気づいてくれた。
俺の就職希望先を・・・

龍太「なんでなんや?
なんで蓮がグループに
入りたいんや?蓮は全然
みんなと関係ないやんか」

蓮「関係はないけどなぁ。
なんつーんやろ。ずっと
一生つるみたいなぁって
思った人達やからなぁ~」

ロバートの意思と想いを
引き継いでいる人達と一緒
に頑張りたいと思ってた。

その為に頑張ってきたから

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