g-43話 豪華な食事

2022年9月6日火曜日

③-大学卒業-

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母「まぁ上がって下さい。
ごちそうできてますので」

真帆「ママ。蓮がねぇ~。
シュークリーム買ってきて
くれてんやんかぁ~」

母「まぁ。ありがとう~
気を遣わなくていいのに」

蓮「すいません・・・
もっと高い差し入れを
買ってくるべきでした」

母「いえいえ。嬉しいよ。
シュークリーム好きだし」

真帆「蓮はそういうことは
きっちりする人やねんで。
ほら。早く蓮こっちきて」

蓮「わっ・・引っ張るな」

真帆が俺の服を掴んで
奥へ引っ張っていってた。

奥に行くとリビングで
豪華な食事が用意されてた

蓮「うわぁ・・・すげぇな
めっちゃ美味そうや・・」

真帆「ママぁ~パパは?」

母「もうすぐ帰ってくるよ
さっき連絡あったから~」

真帆「ほんと?わかった。
じゃあ蓮。あたしの部屋で
時間を潰しておこうよ」

蓮「えっ・・・嫌や」

真帆「なんでなんよ?」

蓮「女の部屋に入るって
なんか・・・慣れてない」

真帆「あかん。行くよ。
断るとかありえへんし。
あたし部屋掃除したから
見てもらわな困るからぁ」

蓮「だから引っ張るなや」

母「ふふっ。楽しそうね」

真帆に服を引っ張られて
真帆の部屋へ向かってた

真帆「ここがうちの部屋」

蓮「めっちゃ広いやんけ。
なんや?また自慢か?」

真帆「もう。違うって~。
部屋綺麗にしてるやろ?」

蓮「部屋綺麗っていうより
広さに目を奪われるけど」

真帆「綺麗さを褒めてよ」

真帆の部屋は広かった。
それに整理整頓していた。

俺は真帆のベッドに座った

蓮「はぁ。へこむわぁ。
真帆・・・お前親が金持ち
ってなんで黙ってたん?」

真帆「蓮が聞かなかったし
それに言いたくなかった」

蓮「なんでやねんな?」

真帆「逆に聞きたいけど。
蓮はあたしが金持ちって
知ってたかったん?」

蓮「知ってたかったな」

真帆「なんでなんよ・・」

真帆の表情が暗くなった。

蓮「話ができへんやないか
こんな生活をしている人と
俺が何を話しできるよ?」

真帆「・・・えっ?」

真帆はあっけにとられてた
そして俺は話を続けた。

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