酔いもまわって家に帰って
家でも少し酒を飲んでいた
真帆「ねぇ・・・蓮」
蓮「ん?なに?」
真帆「あたしの家に・・・
1回遊びに来ないかな?」
蓮「そういえば真帆の家は
1回も行った事ないなぁ」
真帆「今までずっと俺には
遊んでる時間はないって
言い張ってたからやんか」
蓮「なんでも最初が大事や
単位とっときたかったし」
単位をとっておけばいい。
そうすれば後から困る事は
なくなって楽になってくる
ちょうど今が楽な時期だ。
蓮「親と同居やったっけ」
真帆「うん。そうやで。
お母さんに蓮の話をしたら
一度遊びに来てもらいって
言われてるから公認やで」
蓮「なんやねん。公認って
隠さなあかんかったんか」
真帆「そういう訳じゃない
家に来てもちゃんと歓迎
されるってことなだけ」
蓮「そうやなぁ・・・
もうすぐ就職活動やしな。
じゃあその前に1回遊びに
行かせてもらおうかなぁ」
真帆「ほんまに~?じゃあ
いつ来るようにする~?」
蓮「都合に合わせるけど」
真帆「じゃあね~。じゃあ
来週の土曜日どうかなぁ」
蓮「わかった。あけとく」
真帆「じゃあ言っとくから
結婚を前提に付き合ってる
って言っといていいかな?
大学卒業で結婚する予定」
蓮「第一志望が落ちたらな
第一志望は福井県違うし」
そこは大事な部分だった。
きっちりしとかないと困る
真帆「わかった。それじゃ
とりあえず第一志望の会社
を受けてからってことで」
蓮「そやな・・・そうや。
それなら問題ないか」
真帆「じゃあ言っておくね
あ~。めっちゃ楽しみ~」
蓮「遊びに行くだけやから
気を遣わないで下さいって
ちゃんと言っといてくれ」
真帆「うん。わかったぁ。
ちゃんと言っておくから」
蓮「そんじゃあ寝るかな」
真帆「うん。寝よう」
それから大学生活も一息
ついて少し楽な日々が続く
真帆も俺の家には来ずに
ずっと家に帰っていた。
なので自分の時間もとれる
俺は面接の必勝本を買って
時間がある時に読んでいた
こういうのは早めに読んで
おかないと対策できない。
あの人達は高校生の時に
そういう部分もちゃんと
俺に見せてくれていた。
だから俺は真似していた。
そして1週間が過ぎて真帆
の家に行くことになった。
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