このお話はエピローグで
簡潔に書いていたお話で
大学卒業までの話しです。
たいした話ではありません
あまり期待しないで下さい
それではどうぞ・・・
蓮「あー。疲れたわぁ。
だいたい大学って前期後期
で試験すんのあかんよな。
試験の範囲広すぎるねん。
論文もまだ慣れへんわぁ」
真帆「何言ってるんよ。
今に始まった事違うって」
高校を卒業してから福井県
の大学へ来てはや2年・・
俺はもう3年になっていた
少し前に前期試験が終わり
季節も秋に近づいてきてた
この2年間はほとんど勉強
に時間をつぎ込んできてた
大学に入ってからの俺は
朝6時に公園で太極拳をし
帰ってから大学へ行って
夕方に週3~4ぐらいで
コンビニのバイトをしてた
まぁよくいる苦学生だった
ろくに贅沢はできない。
真帆「前期も終わったし。
ご飯でも食べに行こうよ。
あたし奢るからさぁ~」
真帆は俺が大学に入って
から付き合い出した女だ
大学は違う大学だけど・・
かれこれもう2年になる。
真帆と色々あって付き合う
ようになった。まさか2年
も続くとは思ってなかった
真帆は遊び人だったので
彼氏も遊び人みたいなのが
合うはずなんだけど・・・
男から告白されても断って
俺を選んでくれていた。
蓮「そろそろ秋やでなぁ。
真帆は就職活動どうや?」
真帆「んー。まだかなぁ。
そんな焦りたくもないし」
蓮「余裕やなぁ」
真帆「蓮はどうなん?」
蓮「俺は・・・これからや
行きたいとこあるねんな」
真帆「へぇ。どんなん?
企業説明会とか行くの?」
蓮「そんなんは行かへん」
真帆「めっちゃ余裕だね」
蓮「バカ。余裕はないわ」
真帆「余裕がないって人は
企業説明会に行くもん」
蓮「それは・・そうやなぁ
うーん・・・真帆が正解」
企業説明会に参加をしない
大学生はまずいないから。
真帆の言ってる事が正しい
間違ってるのは俺だった。
真帆「就職のアテあるの?
建築よくわからないけど」
司「アテは・・・ない!!」
真帆「それ何の自慢なんよ
意味がわからへん(笑)」
俺は卒業をしたら・・・
就職したい場所があった。
俺はその為にわざわざ大学
に入って勉強してきたから
それだけは自信を持って
言い切れるぐらいだった。
だけど・・・それは・・・
あの人達にとっては特別な
ことではないから言えない
言ったらバカにされるから
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