橋本「自己満足はいらん。
お互い殴り合って勝っても
負けても認めあうってのは
どっちでもええ話やねん。
自己満足に重点を置くなら
喧嘩は殴り合う事になる。
それでどっちが強いかを
争っていくんやろうけど」
宮根「まぁそんな感じや」
橋本「そういう強さとは
また違う方の強さでな。
どんなタイプが相手でも
ぶち壊して叩いていく強さ
の方が俺は欲しいねんや」
沢田「それはなんでや?」
橋本「なんでもかんでも
侵略したくはないからや。
わかりやすく言ったらな。
ヤンキーが調子に乗っても
俺の周りに迷惑をかけて
なかったら見過ごしたい。
俺の周りまで迷惑をかけて
きたら話は別やねんけど」
宮根「自分に迷惑がかかる
かどうかってことか?」
橋本「そんな感じかな。
正義ではないって事やな」
宮根「なーるほどなぁ~」
瀬戸「力を持ってしまうと
扱う側として難しいねん」
村田「力に溺れてしまって
誰にでも力向けたらあかん
正義感気取って調子のって
人助けしてもあかんねん」
沢田「そうなんかいや」
橋本「いずれわかるやろ。
今はまだわからんでいい」
この時言っていることは
まだ俺にはわからなかった
そして時間が過ぎていって
もう夕方になっていた。
橋本「う~ん。6時かぁ。
そろそろ家に帰るかな~」
宮根「そやな。帰ろうや」
沢田「あれ?帰るんか?
夜ご飯あるねんけどやぁ」
橋本「なに?そうなん?」
沢田「いつもこんな時間に
解散なんてしてへんやん」
橋本「今日は家やないけ。
あんま迷惑かけられへん」
いつもは夜9時ぐらいまで
遊んだりする事が多かった
まぁ外で遊んでいるから。
家になるとあんまり遅く
なると迷惑がかかってくる
だから夕方で帰るらしい。
でも俺はどうせ9時ぐらい
までいると思ってたので
晩御飯も全員分頼んでいた
気をきかせたつもりだ。
橋本「ピザが食べたい」
沢田「はっ?マジで?」
橋本「出前にしようや。
俺達ご飯用意されてもなぁ
作法それほどできへんし」
宮根「俺は全然わからん」
この一言で出前に変更した
自分の部屋で食べる事に。
俺は適当にチラシを持って
きてみんなで選んでいた。
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